九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

護憲・反戦。後援外しに主催者反発。名古屋市「中立性欠く」 キャッチホン

2009年11月08日 10時42分07秒 | Weblog
タイトルは、11月7日(土)付け中日夕刊(E版)第13面中の見出しです。
ご覧になった方が多かろうとは思いますが、念のため記事の要点をご紹介します。


(記事の前文~原文のまま)
戦争や憲法九条に触れる市民の文化行事について、
名古屋市と市教育委員会が昨年から、後援の名義使用を許可しなくなっている。
「政治的中立を守るため」などとして、長く後援を続けていたイベントでも後援を取りやめた。
主催する市民団体などは「中立の名の下に、良心的活動を封殺しようとしている」などと反発している。

(後援外しにあった行事)
守山区:「平和のための戦争展」
緑区:「核兵器のない平和な世界を願うみどり区文化のつどい」など

(不許可の理由~市の「コメント」)
「戦争に関する行事は後援しない方向だ」
「近年、憲法改正の論議が高まり、市民から『どうして後援するのか』という指摘も増えた」
「特定の政治的主張になりやすいので、戦争関係は断るのが基本姿勢だ」など

(識者のコメント~名古屋大法学部の紙野健二教授)
「自治体の運営は憲法に基づいてなされており、自治体が憲法を守り、促進するのは当然のこと。
(中略)できるだけ後援する姿勢で臨むべき(後略)」


[所見]
名古屋市および市の職員は、大変でしょうけれども守るべきものは守ってほしいと思います。
守るべきものとは公務員に課せられている「憲法尊重擁護の義務」(憲法第99条)であります。




コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 十一月八日のつぶやき | トップ |  随筆 不整脈ランナーの手... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自治体は憲法下に (落石)
2009-11-08 12:58:28
その憲法を守ろうというイベントに
賛同しないのは、オカシイね。

返信する
 するどいご指摘 (へそまがり女房)
2009-11-08 16:08:47
 キャッチホンさんお久しぶりです。
変わらぬ鋭いご指摘 ありがとうございます。

 国民投票法施行の2010年を目前にして、公務員、教育者が国民投票運動を行うことを禁止する法案骨子の先取りでしょうか。
 改めて 身震いいたしました。
 国会決議している国民投票法を撤回させていく動きも出ていますが、今 基地問題と同じく 曖昧にさせてはいけないことだと思います。
 
返信する
何をしているのですか (月光仮面)
2009-11-08 17:00:26
 教育委員会に属する多数派(市職労)の諸君は、こういうことを許さないために自治労を脱退したのではなかったですか。
 「赤旗」に内幕を話しなさい。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。