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Jリーグが下克上に!  文科系

2011年12月17日 22時33分31秒 | スポーツ
 J1に上がったばかりの柏の優勝はどうやら、予想以上に大きな背景、意味を持っているようだ。J1の力が落ちたのか、J2の力が上がったのか。僕は後者だと考える。

 現在正月決勝戦目指してベスト8まで行った天皇杯で7チームが勝ち名乗りを上げたが、J2が三つも残っているのだ。鹿島を破った京都。川崎に勝った湘南。既に敗れたガンバがいたブロックからは、FC東京が出ている。鹿島・京都戦と清水・千葉戦を観たのだが、気づいたことを書いてみる。これは、柏の強さにも通じるものがあると思ったのである。

 J2のチームの守備が良くなった気がする。「ゴールを守る守備」というよりも「敵ボールに組織的アタックをかける守備」「敵ボールを奪う守備」に成長していて、そのための技術だけでなく体の強靱さをも養ってきていると観た。この点だけを取ればJ2がもうJ1を凌駕している気さえしたのである。ちなみに、柏も失点が少ないけれど、去年J2から上がって今年4位になった仙台は、確か失点数がJ1最少だったかと思う。
 攻撃的守備、それが出来る体作り、これは日本の長年の弱点だったことだ。韓国、オーストラリアなど格下相手に日本代表が悪いゲームをした時は、必ずここを突かれていた。最近アジアクラブカップで日本チームが勝てなくなったのも、ここが原因だったと観ていた。そこを、J2のチームがいちはやく特別補強をし始めたのではないかと考えるのである。多分170しかない長友が、世界的選手になりおおせたその事実の考察、分析などから。

 さて、天皇杯でもまだまだ一波乱起こるのではないか。さしあたってあと一つ残ったベスト8を柏とグランパスが争うが、柏が勝つと思う。グランパスには闘莉王はいないし、守備の厳しさで差が出るのではないか。また、J2ダントツ優勝のFC東京が、ベスト4目指して浦和と当たるが、今の浦和には東京を打ち破る力はないと思う。

 こうして、日本サッカーが下克上の時代に入ったように思う。そうして、どんどん盛り上がって欲しい。子どもらがバーチャル世界文化に入り浸っているのに、テレビなど大マスコミがスポーツをバラエティーソフトの一つとしか扱っていないように見えて仕方ない昨今である。地域スポーツ、国民皆スポーツを長期構想として掲げた日本サッカー界こそ、子どもらの希望の星へともっともっと育っていって欲しい。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-12-19 17:02:35
J2の力が上がったワケもなく、Jリーグの力が落ちたんでしょうね。
トップクラスの選手は、海外に出て、海外のトップクラスの選手を呼ぶ金は無くて、アジア一位も難しい状況です。

視聴率を言うまでもなく、盛り上がらないでしょう。
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深謝 (文科系)
2011-12-19 18:24:34
 ご応答深謝です。
 さて、そういう考え方も、あって当然ですが、こんなことも考えてみて欲しいです。

①柏が北中米チャンプや、アジアチャンプと引き分けた。アジアチャンプとのゲームは、シュート数19対6、ボールキープ率60対40ほどだった。アジアで負けたガンバ、鹿島、名古屋、セレッソよりも守備が良かったと観るべきではないでしょうか。
②数年前までは、中田、小野、高原を除いては、西欧一流リーグに行って成功した選手はいません。つまり、成功者は数年に一人ぐらい。この3年ほどでこの域に達した選手は、長谷部、本田、長友、香川、岡崎。既に行っていて、間もなくレギュラーになる若手も出てくるでしょう。つまり1年に2人ぐらい、ヨーロッパトップ選手が出ていると言えます。
③日本サッカーの強みは、現在世界主流のバルサと同じパスサッカー。弱みは、当たり弱さ。後者をカバーし始めると、前者が凄く生きてくるというもので、今はその段階に入ったのだと思います。南ア大会直前に守備重視の方針に切り替えて成功した教訓も、いち早くJ2に浸透してきたのだと、考えます。
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