福島原発事故「による」子どもの甲状腺癌多発は、以下のように風評被害なんかではない。「スクリーニング効果」という言葉を使って「発生率と発現率とは違う」とか述べる議論が喧伝されているが、これこそまやかしの(風評)議論である事は、以下に述べる通り。つまり、拾い上げないで済む患者ならば何も手術など不要なのだ。それが福島の今のところ152名の患者の圧倒的多数が、即手術に至っているのである。チェルノブイリと同じで、リンパ節転移や甲状腺外浸潤があって手術を避けられなかったと発表されたはずだ。その手術と発表の機関も、政府や福島県と一心同体の福島県立医大である。
以下の事は何度でも訴えなければならないと決意している。福島県民健康調査検討委員会の成り立ち経過、隠蔽体質などから、政府・福島県・県立医大がどういう情報操作をするか分からないという、そんな不信感を僕は持っている。第2巡目本格調査で中間報告された患者39名でも、15名は手術をしたとの報告はあったが、残り24名はその後はどうなったのか。そんな報告すらなかなか聞こえてこないのである。第一巡目調査の手術率から観ると、少なすぎると訝ってきた。
さて、今回の本論である。
一一月三十日、福島県民健康調査委員会が、第二巡目の子ども甲状腺癌調査の中間結果を三九名と発表した。一四年四月から一五年九月末までに発見された、悪性甲状腺癌確定とその疑いとを合わせた子ども数である。これで合計数は一巡目の先行調査による一一三名を加えて一五二名になる。この三九名のうち一五名がすでに手術を済ませているのは前回と同じで、ほとんどにリンパ節転移、甲状腺外浸潤が起こっているので手術せざるを得なかったということだ。一巡目調査でも手術数が確か百名を超えていたはず。この百名の例からも分かる通りに、今回まだ手術していない二四名も哀しいことだがこのままでは済まないだろう。転移が速く多いという意味で悪性度がこれほどに高いという点が、チェルノブイリとそっくりなのである。
この二巡目の本格調査結果中間発表数の多さによって、事故との因果関係はますます深まるばかりになった。一巡目の先行調査では見つからなかったこの新たな患者は、第一次全員調査以降まったく新たに発生したものと見なしうるからである。また、この二巡目の本格調査が始まったのは一四年の四月からで、先行調査に要した日数から判断すれば、まだ対象の半数ほどが調査済みという段階にすぎない。つまり、患者数はまだまだ増え続けるだろう。
さて、ここにいたってもなお、癌が福島事故によるものという因果関係をこの委員会は否定している。それどころか、発病数が「多すぎる」という表現をすら、論議の末に中間報告書には書き込まなかったようだ。一体、どういうことなのだろうか。事故以前は子どもの甲状腺癌の発生率は百万人に一人か二人と言われていたのである。それを今は、こんな理屈で逃げ回っているのである。
「以前の数字は『発現率』であって、正しい発生率の数字など今まではどこにもなかった。虱潰しの調査などどこもやったことがないからである」
こんな苦しい理屈は、調査対象三八万人から悪性甲状腺癌発生一五二名という事実を前にする時、虚しいものに響く。僕の孫のハーちゃんがこんなことになったら、この老骨が替わってやりたいと思うことしかできない、本当に、悲しいことなのだから。
ちなみに、去年のノーベル文学賞受賞者はベラルーシのスベトラーナ・アレクシェービッチさん。僕も彼女の受賞作品「チェルノブイリの祈り」を最近読み終えたが、その彼女が授賞式前のストックホルム記者会見で、福島のことをこう評していた。【チェルノブイリと同様、福島の事故でも、住民らを「政府が欺いた」】(一二月七日中日新聞朝刊)。チェルノブイリはウクライナにあるが、最大の被害はその北のベラルーシ国民が受けた。事故当時これらの国も加わっていたソ連邦は、全体主義国家。その「全体」を守るだけの政治を進めていた政府は、多くの人々の命を犠牲にして応急措置を施し、事故前後から事故を徹底的に隠蔽してきた。日本政府もこれと同じ事をするのだろうか。住民本位の正当な批判まで押さえようというような「風評被害」という言葉が、ソ連邦にあったかどうかは知らないが
以下の事は何度でも訴えなければならないと決意している。福島県民健康調査検討委員会の成り立ち経過、隠蔽体質などから、政府・福島県・県立医大がどういう情報操作をするか分からないという、そんな不信感を僕は持っている。第2巡目本格調査で中間報告された患者39名でも、15名は手術をしたとの報告はあったが、残り24名はその後はどうなったのか。そんな報告すらなかなか聞こえてこないのである。第一巡目調査の手術率から観ると、少なすぎると訝ってきた。
さて、今回の本論である。
一一月三十日、福島県民健康調査委員会が、第二巡目の子ども甲状腺癌調査の中間結果を三九名と発表した。一四年四月から一五年九月末までに発見された、悪性甲状腺癌確定とその疑いとを合わせた子ども数である。これで合計数は一巡目の先行調査による一一三名を加えて一五二名になる。この三九名のうち一五名がすでに手術を済ませているのは前回と同じで、ほとんどにリンパ節転移、甲状腺外浸潤が起こっているので手術せざるを得なかったということだ。一巡目調査でも手術数が確か百名を超えていたはず。この百名の例からも分かる通りに、今回まだ手術していない二四名も哀しいことだがこのままでは済まないだろう。転移が速く多いという意味で悪性度がこれほどに高いという点が、チェルノブイリとそっくりなのである。
この二巡目の本格調査結果中間発表数の多さによって、事故との因果関係はますます深まるばかりになった。一巡目の先行調査では見つからなかったこの新たな患者は、第一次全員調査以降まったく新たに発生したものと見なしうるからである。また、この二巡目の本格調査が始まったのは一四年の四月からで、先行調査に要した日数から判断すれば、まだ対象の半数ほどが調査済みという段階にすぎない。つまり、患者数はまだまだ増え続けるだろう。
さて、ここにいたってもなお、癌が福島事故によるものという因果関係をこの委員会は否定している。それどころか、発病数が「多すぎる」という表現をすら、論議の末に中間報告書には書き込まなかったようだ。一体、どういうことなのだろうか。事故以前は子どもの甲状腺癌の発生率は百万人に一人か二人と言われていたのである。それを今は、こんな理屈で逃げ回っているのである。
「以前の数字は『発現率』であって、正しい発生率の数字など今まではどこにもなかった。虱潰しの調査などどこもやったことがないからである」
こんな苦しい理屈は、調査対象三八万人から悪性甲状腺癌発生一五二名という事実を前にする時、虚しいものに響く。僕の孫のハーちゃんがこんなことになったら、この老骨が替わってやりたいと思うことしかできない、本当に、悲しいことなのだから。
ちなみに、去年のノーベル文学賞受賞者はベラルーシのスベトラーナ・アレクシェービッチさん。僕も彼女の受賞作品「チェルノブイリの祈り」を最近読み終えたが、その彼女が授賞式前のストックホルム記者会見で、福島のことをこう評していた。【チェルノブイリと同様、福島の事故でも、住民らを「政府が欺いた」】(一二月七日中日新聞朝刊)。チェルノブイリはウクライナにあるが、最大の被害はその北のベラルーシ国民が受けた。事故当時これらの国も加わっていたソ連邦は、全体主義国家。その「全体」を守るだけの政治を進めていた政府は、多くの人々の命を犠牲にして応急措置を施し、事故前後から事故を徹底的に隠蔽してきた。日本政府もこれと同じ事をするのだろうか。住民本位の正当な批判まで押さえようというような「風評被害」という言葉が、ソ連邦にあったかどうかは知らないが
この調査機関はそれこそ、こんなことでもやりかねない。2巡目発見39名のうち、即手術をした15名はすぐ発表するが、あとの24名はなるべく手術を遅らせておいて、その手術もばらばらと実施して、まとめた数は結局発表しないと。こんな遣り口は、日本の官僚の常套手段と僕は観てきたもの。嘘ではないから、追究、告発の仕方も難しいのである。
そこで思う。どこかの政党とか、マスコミとかの福島支部が、子ども甲状腺癌の数字、手術数などを定期的に調査発表してくれないかなどと。そもそも正しいこういう数字がないと、この子どもらの一生への補償とか、そもそも彼らへの東電や政府の責任とかでさえもが、うやむやになりかねないのである。
こういう事態は、僕等にはいくつもの既視感がある。イタイイタイ病、水俣病、薬害エイズなどなどはすべて、患者数とかその状況とか、責任の所在とかがうやむやにされて、補償に漕ぎ着けるまでに大変な苦労を要する事になったはずだ。
国家主義という全体主義傾向が進みつつある今、政府は「国の汚点」を隠す必然性を持っていると思う。「チェルノブイリと同じにされてたまるか」などと何が何でも行動しかねないと、僕は恐れている。
さらに、憲法の立憲主義をさえ否定する現国家主義政府なら、同じ所はどんどん隠すと、そう僕は危惧している。現に、事故直後にこんなことがあったはずだ。
チェルノブイリを知っている研究者は、「子どもたちにすぐ、ヨード剤を飲ませるべき」と叫んだ。政府は「風評被害」をおそれて、これを拒否した。この結果が子ども甲状腺癌多発であってみれば、これ自身が「『国家』の威信を守るために子どもらを犠牲にした」と言えるはずだ。ちょうど、風向きの資料を隠して、大量放射能を浴びさせ、ある町長だったかから「これは殺人ですよ」と告発された遣り口と同じである。
これらすべて、官僚らの自己保身から起こったことだと推察している。高い金を使った風向き探知装置が何の役にも立たなかったわけだ。それも、官僚・政治家の「全体主義的面子」のために。
「税金返せ!」
サヨは、そろそろ、(風評による)加害者て、定義でいいかな。
怖いのは、放射能より放射脳。
甲状腺癌でリンパ節転移、甲状腺外浸潤、肺転移などという子どもは、外って置けばすぐに亡くなるから手術をするのである。
そんな子どもが数年で100人以上出ている県があるならば、そんな資料は政府も福島県立医大も、御用学者たちも、「それ見たことか」とばかりに、喜々として出すはずだ。こっちの方が、全く説得力のない「スクリーニング効果」などという反論よりも遙かに反論効果が高いはず。こんな例を出せば、福島原発原因説も、福島で悪性甲状腺癌(手術)が特に多いという「風評」も、あっという間に否定できるだろう。
そういう議論が出て来ないから「スクリーニング効果」なんてのを返すしかない現状こそ、福島のような例が他県にはないという何よりの証明であろう。各県の医療機関すべての子ども甲状腺癌手術数を数え上げるなんて、政府にとっては簡単なことだろうに。
というこんな簡単な論理さえ思いつかぬとは、あなた、また恥をさらしたね。
自慢ネタの文ちゃんとしては、何かあった事にしないと、それこそ「自慢」できないみたい。
福島が、日本が、復興しては困る、サヨチョンの目的とも一致するしな。
「(福島原発事故からは)ロクに何も出ていないからね」
これって日本のどこの県にも歴史上皆無な100人以上の子ども甲状腺癌手術があったのに、何言ってるのかということ。こんな言い分の意味は、誰にも理解不能。外って置けば死ぬから、手術という子どもらなのに。
何てバカなんだろう! 自分の言い分を支えるためなら、人情も、人の論理も無視して何でも言う口というしかない。
原発弁護が先に立って、命を縮める子ども手術が見えなくなっている悪徳人。
アベ政権と一心同体の確信犯として擁護された官僚集団こそ、風評被害を作り、広めてきた今の全体主義日本構築の主だとさえ言えると思う。それが、マスコミぐるみの、原発村というものだ。
みなさん、フクシマ風評とは、日本官僚が流す物のことを言うことにしよう。それも、この風評の陰に自分らの罪を隠すためにやる、全体主義国家的風評。
「スクリーニング効果」なんていうトロイ情報に頼らなくとも、「フクシマ風評」をすぐに打ち消せる方法があるんだよね。
各都道県単位別で、子ども悪性甲状腺癌手術数と、この癌による死亡数とを足した数値を子ども人口比率数値にしてこの何年かを調べて、フクシマより高い自治体名とその数値とを上げればよい。
こういうことが即出来る立場にいながらこれを実行せず、「フクシマ子ども悪性甲状腺癌は多い」という命題を拒否しても、何の説得力もないはずだ。
こういうことをしないでただ「多くない」と言っているのは、気の毒な国民の子どもへの無責任丸出しの態度そのものである。