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議論のあり方について  へそ曲がり

2006年07月23日 01時36分09秒 | Weblog
 議論のあり方について

 7日に最初の投稿をしてから、「保守系」さんと私との間で、「戦争」を中心にした論争が続いています。

 「保守系」さんの論述の特徴のうち、2つ程を私なりに整理してみました。

1 事実を言え、事実を出せ・・・事実を紹介しても、答えないか、ねじ曲げる。 

 (例)・ 日本が朝鮮などで゜過去にどんなひどいことをしたか・・・・・平壌宣言などを出しても無回答。

    ・ ガダルカナルやインパールでの兵士の餓死・・・・・「珍論」が出たので、証拠などを出して反論したら沈黙。

    ・ 誰が弾圧したか、共産党員を殺していない・・・・・すでに「小林多喜二」・「憲兵」・「特高」などについて述べているのに、無視。

    ※ さすがに、私の戦争体験には「嘘」とは言えないようです。

 
 「例」はまだまだいっぱいありますが、全部紹介するのは無理です。7日以降投稿」・「コメント」をご覧下さい。


2 証拠となる本などを示せ・・・示しても無反応。それなのにまだあれこれ言ってくる。その中身は「産経新聞」の主張といわゆる「藤岡史観」。


 「靖国史観」論者と言われている人たちと同じ手法、ちょっとした小さなミスなどを見つけると大袈裟に取り上げ、事実全体を否定しようとする、反証出来ないと知らぬ顔、などなど。


 さあそこで、ほんの少しだけ、「本」を紹介します。その中で書かれていること1つ1つについて、事実の有無を調べて下さい。それがすべて終わったところで、あなたの見解を出してください。「嘘」というのならどこが「嘘」なのか、そして、「あなたの真実」は何かに至るまで、細かく説明して下さい。その上で、また新しい本の紹介をします。


 ・ アジアの声 第1集 侵略戦争への告発 戦争犠牲者を心に刻む会編  東方出版

 ・ アジアの声 第2集 侵略戦争の証言 戦争犠牲者を心に刻む会編  東方出版

 ・ アジアの声 第3集 日本軍のマレーシア住民虐殺 戦争犠牲者を心に刻む会編  東方出版

 ・ アジアの声 第4集 日本軍はフィリピンで何をしたか 戦争犠牲者を心に刻む会編  東方出版
 
 ・ アジアの声 第5集 清算されていない朝鮮支配 戦争犠牲者を心に刻む会編  東方出版

 ・ 天皇の軍隊と平頂山事件 高尾 翆著  新日本出版社

 ・ 元日本兵が語る「大東亜戦争」の真相 しんぶん「赤旗」取材班  日本共産党中央委員会出版局

 ・ 近現代史の真実は何か 藤原 彰・森田俊男編  大月書店

 ・ 大陸侵略は避けられない道だったのか 近代日本の選択 岩井忠熊著  かもがわ出版

 ・ 日清戦争から盧溝橋事件 吉岡吉典著  新日本出版社

 ・ 日本の侵略と膨張 吉岡吉典著  新日本出版社

 ・ 靖国問題と日本のアジア外交 松竹伸幸著  大月書店

 ・ 餓死した英霊たち 藤原 彰著  青木書店

 ・ アジアの教科書に書かれた日本の戦争 越田 稜編・著  梨の木舎

 ・ 図説 太平洋戦争 池田 清編 太平洋戦争研究会著 河出書房新社

 ・ 図説 秘話で読む太平洋戦争 森山康平著 太平洋戦争研究会編 河出書房新社

 ・ 図説 日本海軍 野村 実監修 太平洋戦争研究会著 河出書房新社

 ・ 図説 日露戦争 平塚柾緒著 太平洋戦争研究会編 河出書房新社

 ・ 図説 満州帝国 池田 清編 太平洋戦争研究会著 河出書房新社

 ・ 図説 日中戦争 森山康平著 太平洋戦争研究会編 河出書房新社

 ・ 図説 アメリカ軍が撮影した占領下の日本 太平洋戦争研究会編 河出書房新社

 ・ 図説 第二次世界大戦 池田 清序 太平洋戦争研究会著 河出書房新社 

 ・ 図説 東京裁判 平塚柾緒著 太平洋戦争研究会編 河出書房新社


 これ、私の手元にある本の一部です。あなたへの反証はこの中に全て出ています。足りないのならもっと出しましょうか?

 いいですね。1冊1冊についてではありません。これらの本の1冊の中の1つ1つについてです。さらに、人の手を借りないであなた自身の手で検証して下さい。それが済んだ後で改めて話し合いましょう。

 なお、本が無いなんて言わないで下さい。出版社に問い合わせるか、図書館で調べて下さい。


 こんな馬鹿馬鹿しい議論はしたくないですね。時間の無駄です。これ、戦争でいう「最後通牒」です。
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やはりあの大東亜・太平洋戦争を・・(保守系)

2006年07月23日 00時46分50秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
もう私は、この場であの戦争は、マッカサーも議会で証言したように自存自衛の防衛戦争であったと、あの戦争を肯定しています。
くどいですが、落石さんも言っていますが、何故、この時期のあの内容が・・・と私は何か政治的な意図が感じられてなりません。
もう一度ご紹介した「日本の解体」などを読んでも、占領軍が巧妙に日本の戦前を解体していく過程がよく理解できます。
それに憲法を作ってしまうことは、近代戦時法の基本を定めた「ハーグ陸戦規定」に「勝者が敗者の主権を無視して恒久的な立法を行なってはならない」と定められています。憲法は、コンシュチツーションであり「国家の体質」たるものですから、まさに国家の基本法です。昭和天皇は、聡明でもありましたから、この程度のことは理解されていたと思います。それに以前もこの場でいいましたが、大正デモクラシーもあり、近代法も確立しており、議会もあり、軍縮にも精を出したりしてきたわけで、日本の戦前を全否定することは出来ないものです。そこで出てきたのが、現在のイラクではありませんが、「ファシズム対民主主義」という名付けたような、アメリカの一方的な大義でしかありません。
ここでも言いましたが、天皇が松岡と白鳥大使を批判されるのは、反って、天皇は、極めて民主主義を理解された人であるという証左にもなります
国際連盟を脱退し、あのヒットラーやムッソリーニと手を組むのですから、英国好きでもある天皇が嫌われた所もあると想像できます。
でも天皇が「アメリカやカナダにおける日本人移民への排、石油禁輸、ブロック経済体制などが、先の大戦の理由だった」との独白録の方が大事なだと思います。
まあでも靖国への参拝を止めたであろう理由が、明らかになったのでしょうが、それはまた三軍の長である天皇責任を問うことになりかねないものでしょう。
ですからこのメモは、どういう意図をもって、総裁選・靖国参拝前のこの時期に出されたのかに興味があります。
とにかくあの戦争の意義と戦後の占領軍の巧妙な支配にもっと私達は目を向けるべきではないのかと思いますが・・・。
コメント (14)
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