海側生活

「今さら」ではなく「今から」

好きなものを並べてみた

2010年02月20日 | 好きなもの

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久し振りの青空が朝から広がった。
この一週間は、晴れた日がなかった。気温が低く雨、霙、更に雪と続き行動が鈍ってしまった。
晴れ渡った今日の青い空、碧い海、そして真っ白な富士山を仰いでいると、好きな事や好きな人が次から次へと浮かんでくる。


・このマンションからの海の眺め
この眺めは毎日目にしていても、その変化にはいつも驚く。急に目隠しを外されたようなハッとするような眺めが目の前に広がっている。

・路地
車が入れないような狭い路地には郷愁をそそられる。鎌倉や逗子にも路地は多い、神楽坂や新宿も然り、赤坂にも路地が残っている。ボンヤリと灯る提灯などあればさらに良い。

・女子校生と若いサラリーマン
老人が乗ってくると、サッと立ち上がり席を譲ってくれる人達。自分がどう見られているのか、自覚とかなり違うが。

・温泉
ビジネスの中締めをした頃から好きになった。今や俳句の季語と温泉は世界文化遺産になってもいいじゃないかと思っている。

・澄んだ声
特に女性の澄んだ声には心が癒される。そんな人が最近少ないと感じる。

・夕顔
夜にほの白く咲いているのを見るのが好きだ、香りが何とも言えない。月が出ていたら申し分ない。

・夫婦二人で営む喫茶店
世界中のコーヒー豆を揃え、好みを聞いてくれる店も良いが、豆は2~3種類しかなく軟水の天然水を使い適温で淹れてくれるそんなオジさん、オバさんが営んでいる店。古い町には必ずある。又そんな店がある町は、人が住み易い良い町だと思う。

・ウオッシュレット
排便が楽しいとまではいかないが清潔だ。また寒い季節に洗う時、身体の中心から温まるような気がしてホッとする。

・ブランディ
満足した夕食の後には、ワングラスを無性に欲しくなる。そして自分だけの世界が広げる。

・カウンターだけの割烹
椅子に座ると、顔を見るだけで、好みの素材を今日の自分の体調に合わせて調理してくれる板前が居て、傍らには割烹着を来た女将さんが居る。話題は旬の魚や野菜の事だけ。医師にも勝る存在だ。

・クラシック音楽
心が素直になる。人生の忘れ物を思い出させてくれる。

・海 
今まで200回はスキューバ・ダイヴィングしたが、その都度、陸上には居ない大小の色とりどりの魚たちや珊瑚と出会った。何よりも適当な緊張感があり非日常的な世界が広がる。

思いつくままメモしたが、こんな事を考える自分は体力も戻ってきたのかなと思う。
今晩はあの路地の、あの店に行ってみようか?-。