海側生活

「今さら」ではなく「今から」

“ワカメ”しゃぶしゃぶ 

2009年03月27日 | 最大の財産

080615

友人二人が遊びに来た。
夫々が自分の好きなお酒を手に提げて来てくれた。
もちろん私も好きな銘柄だ。
芋焼酎はお湯割りと水割り、アルマニャックブランディは後で頂く事にする。

ルーフバルコニーにテーブルを出し、パラソルを張る。

海草の上に盛られた刺身は、シマアジ・キンメ・アオリイカだ。
海を眺め潮風に当たりながらの刺身は格別だ。

早朝に漁師の“せいちゃん”から差し入れの採りたてワカメがある。
「ワカメしゃぶしゃぶ」は久しぶりだ。
生ワカメをお湯につけた瞬間に、茶色っぽい葉が、端から中心に向かってに濃い緑色に変わっていく。
二人は、こんな食べ方は初めてだと言いながら、休む暇なく口に運んでいる。
手製のポン酢でいくらでも口に入る。

年齢を重ねたという事は、今後の食事の回数も限られてくると思うと、一食でもまずいものは口にしたくない、
美味いものだけを食べたいといつも思う。
しかも今日のように気の合う友と---。

海側生活を始めてから、料理も多少覚え、自分好みの料理を作る機会も増えた。

アルマニャックブランディの香気が鼻を刺激し、口から咽喉へ、そして胃に流れて行くのが心地よい。
二人には、まるで時の経つのを忘れたかのように、いつまでも寛いでいただいた。

海側生活を始めてから“一期一会”と言う言葉の意味している事が実感される。