さしぼ、とはイタドリの若芽のことです。由利本荘市に採用されて、そこで初めて
知りました。春を告げる代表的な山菜ですね。
由利地方では「さしぼ」又は「さしぼっこ」女性が言うと妙に気になる響きです。
むこうでは、まだ赤い、地面から出るか出ないかのペロンとしたのが好まれます。
反対に潟上市まで来ると茎をバリバリ食べるようです。ボクは中間が好きです。
この、出たばかりのデロンデロンした感触がたまらんです。土がいいと良くネバります。
土をどけると、立派に屹立したモノが現れます。この段階でかなりテンション上がってます。
シカシわたくしはサシボに関しては素晴らしく予感が働くんです。きのうまで全く忘れていた
のに朝から急に気になって行ってみたのです。今日は天気も悪く気温も低かったのに
わたくしを待っていたかのようです。
これは大物の部類です。結構ありそうなので親指以下は見逃します。来年のために
大きく育ってほしいから。我が家では旬のものを1回食べるとそれでいいのです。
以前はおばさん連中にいつも先を越されていましたが、このところタイミングが
絶好調です。親子で食べるに充分なだけ採ったので帰ろうとすると、
大概こんな風に採ってくださいとばかりに生えているので、つい採りたくなります。
それでも1個だけ残してきました。
本日の収穫。多分、おひたしと天ぷらになるでしょう。何がいいかって、食感ですね。
カポカポっという歯ごたえ。中に空洞があるのでかじり甲斐があります。そして微妙に
酸味があってベロンベロンたいところがいいんです。
生息場所については大体八郎潟近辺です。
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