10年前のあの日、宮城県の亀井さん(50歳)は、当時39歳の奥様と1歳だった次女の娘さんを亡くした。しかし家族と共に、今を生きている。
夢での再会は、二人を荼毘に付した夜から始まった。二人がお別れを言いに来たんだと思った。それ以来「魂の絆」という夢の日記を書き続けている。
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震災から5年後、生きる力となる決定的な夢を見る。私「何にもしてあげられないよ」妻「でも信頼してる」「急がないから」「待ってる」そして二人は、再会を約束する指切りをしました。
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亀井さんは毎年の3月11日、二人が発見された場所を訪れている。そこは道路の脇の、人二人分も深い溝になっている。帰ろうと斜面を登っているとき、2年前に奥様の時計を発見する。
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それは「今も見ているよ」「そばにいるよ」というメッセージのように思えた。
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だからこれからも、妻と娘と共に生きていく。
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という「夢に励まされた人たち」の話を聞く番組が「天国DJ 夢での再会」だ。代弁して語るのが、リリー・フランキーと満島ひかり。
画期的な番組だと思う。いつかの教授を思い出した。「呼び覚まされる霊性の震災学」やっぱりそうだった。東北学院大:金菱清先生の名があった。
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夢の中に、時間の進行は無い。だから故人とも逢える。夢は誰かが作ったものとは思えない。自分が作ったものに、自分が感動するっておかしいでしょ。夢の世界は、そこに実在するんだと思う。たかがこの世は仮の住まい。そう思うと、皆平等だ。この面倒なカラを脱ぎ捨てると、次のステージに行けるんだと思う。
♪夢でもし逢えたら は、前やったな。サイサイ。
朝、目覚めたとき、私、結構、夢、見てます。他愛のないお気楽なのが多いです。
サイサイ、懐かし―、今でも一般的に普通に使うのかな。