松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「肉のごっちゃ煮」と「かやき」の違い

2022-12-10 18:01:14 | 日記・エッセイ・コラム
 この2週間に、「肉のごっちゃ煮」を2度いただきました。2度目は、私のリクエストです。うまかったのです。
 レシピって言うほどのことはないけど、豚肉、野菜たくさん、キノコ類、豆腐、糸こん。これを家にある一番大きな鍋で煮る。なんか、久しぶりに食べた。前も思ったが、これはオレの中では「かやき」という料理に分類できる。

 「かやき」訛って「かやぎ」は、一人鍋ではない。秋田の「かやき」というのは、一人鍋で、ホタテの貝殻に魚介を中心に入れたものを指す、と何かにあった。それはオレの中では違う。
 クジラの脂を入れたものは「ナスかやき」と言って、夏を中心に食べる。オールシーズン食うのが「かやき」だ。「かやき」は肉が中心というよりは野菜が中心な気がする。野菜の旨味を楽しむ鍋だと思う。
 それと忘れてならないのが、秋田の出汁醤油「味どうらく」だ。「味どうらく」は正式名称を「万能つゆ 味どうらくの里」といふ。これは非常に重宝している。秋田人は、なんにでも「味どうらく」を使う。醤油の代わりに直接かけたりもする。これとたくさんの野菜・キノコ・肉があれば、自然とダシが出る。
 ここで臨時ニュースです。妻の証言から、味どうらくは使用していないことが判明しました。そうか、この旨さは自然の旨さだったんですね。

 「かやき」は「すき焼き」とも違う。多分だが、縄文時代から土器で煮て、食べていたと思う。イノシシが捕れた時は、みんなで肉を分けてから、そこら辺の山菜やキノコを入れて食べたに違いない。
 その習慣のまま、我が家では昔からテーブルの中心に「どっか~ん」とばかりに「大鍋」が鎮座していた。
 象潟人は「かやき」を「肉のごっちゃ煮」と言って、食べている。多分、同じものだと思うなあ。
 三日間、朝と晩、食べ続けた。二日目以降は、オレだけ。だから、減らない。濃くなる。湯を足す。それでも、飽きずに全部いただいた。
 カレーも、三日に及ぶ場合がある。あれよりは、義務感なく、食べられた。ごちそうさまでした、アーメン。

 旧統一教会の被害者救済法案が可決の見通しとなった。あれで救済できるのか、良く分らんが、印象に残った事がある。元二世信者の仮名小川さゆりさんの目力が凄い。惹きつけるオーラを持っている。美人と言えるか分らんが、TVはああいう人が欲しいんじゃないかな。ワイドショーかなんかで、ズバズバ発言したら人気が出るだろうなあ。
コメント (2)
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