世界のＹＫＫ

　髪型を変えて１年余り。ほぼ全員がオレの頭はカールしていてパーマが掛かっているもんだと思っていた。それが或る日、ストレートヘアになった。周りは驚いた。それほど長い間、２０代からずっと、理髪店で２時間も掛けて高いカネ払ってパーマヘアで来た。楽は楽だった。髪をセットする必要がない。

　で先日、風呂入って思った。体が沈むと共に、カールした毛が浮いてくる。太くて立派な黒い毛だ。オレのに間違いない。しかもカールしているってことは・・。あそこの毛しかない。

　こんなにもはっきりと、鮮やかに、バレるのか。恥ずかし～い。

　あ～ら、ごめんなさ～い。コレは本題と関係ないからね。

　ある動画を見て、ＹＫＫのファスナーが、ほぼ市場を独占していることが分った。ファッションの国フランスのブランドなんかは、壊れにくく、スムーズな、いいファスナーしか使わない。信頼性も抜群だし、顧客の要望にも応えられる。

　そういうところでは、まず間違いなくＹＫＫのファスナーを使用する。ＹＫＫは早くから海外に進出した。日本が海外旅行解禁になるとほとんど同時くらい早かった。身だしなみにうるさいフランス美女は、ファスナーがＹＫＫかどうか確認してから購入するという人もいるくらいだ。ただ、ＹＫＫが日本のブランドだとは、知らなかった。

　その他は、どうかというと、中国製が２番目に多い。しかし差は歴然だ。ヒト桁パーセント。ＹＫＫより安いが、金属成分に鉛が入っている。

　ほほう。どれ、うちのは、どこの製品が付いているね。目の前にある４点ほど確かめた。背中のタグと同じ刻印のが１点。あった、ＹＫＫ、ノー、ＲＫＫ。ＶＩＳＬＯＮ（ユニクロ：ＹＫＫ）。そしてワークマンはＹＫＫだった。

　おおお。意外な結果。２勝２敗。まずまずだわ。安物ばかり買ってる割には。