難しい話で申し訳ない。つい最近の話、人間は(動物全般)量子力学を利用して生きている事を知った。
呼吸に、量子力学が関係している。「呼吸」とは、酸素と糖質を利用してエネルギーを作ること。
まずね。60兆個ある人間一人の体の、1個1個の細胞に「ミトコンドリア」が住んでいる事自体が驚きです。ミトコンドリアは、細胞のエネルギー工場です。その工場内では呼吸鎖と呼ばれる複合体上を酵素から酵素へ「電子」が手渡しされて行きます。その間隔は原子何個分にも相当する数十オングストロームもあり、ちょっと転がったくらいでは届かない距離なのです。
ここを量子効果を使って「ジャンプ」しているらしいのです。
量子力学は、アインシュタインが「神はサイコロを振らない」と反対した高級な理論ですが。自分の体の中で、何気なく普通に起きてるとは。ビックリです。
NHKスペシャルが執拗に放送している「人体」を見ていても、良くまあこんな複雑な体系が考え出されたもんだなあと、感心するばかりです。
ナニ、考え出した? 誰が? 神様か? それとも宇宙人?
これは進化の過程で人間が獲得したものだと。言うでしょうな。エラい学者さんたちは。おそらく、十分な時間さえあれば可能だと言うでしょう。
果たして、そうだろうか。細胞の中で、何が起きているか考えると、外から操作することは果たして正解なのだろうか。と思います。「遺伝子」を放り込んで「抗体」を生産させる。♪それは~ いい~ ことだろう~ by井上陽水 オレには、抵抗がある。
こんなにも、調和の取れたシステムを。いじる必要があるのだろうか。
それはカミへの挑戦? それとも宇宙人への?