松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ハクチョウの舞

2022-12-07 11:35:54 | 日記・エッセイ・コラム
 きのうブルーメッセへ行く時、田んぼにハクチョウが大量に居た。それで今日はカメラを持って、そこを目指した。

 しかし同じ場所には居なくて、コミセンの裏に居た。近いのは15mほど。駐車場の最奥に停めたが、警戒する様子はない。最初は車の中から撮っていたが、そっと降りてガードレールを支えにしてズームした。

 子供が居るから親子だろう。ほとんど頭を上げる事がない。ずっと田んぼに突っ込んだまま、何かをついばんでいる。稲の「ひこばえ」か「根っこ」だろう。或いは何か生物が居るのかも。

 そのうち、遠くから飛んでくる一団がある。旋回して降りると、けたたましく鳴き出した。ナニナニ、通訳してみようか。

 「お前、何で付いてきた。ここはオレ様が見つけた穴場だぞ。」

「オレの方が早く見つけたよ。お前は足が、いや飛ぶのが速かっただけだろ。」

 「ハイハイ、皆さん。見世物じゃないよ。立ち止まってないで、行った、行った。」

 鳴き声が鋭かったので、喧嘩だろうと思った。シカシ家族かも知れないし。求愛のポーズかも。

 「オレらは、いつも、こんな声なんだよっ!」
コメント
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