松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

還付金詐欺に「当たった」

2020-12-22 10:09:24 | 日記・エッセイ・コラム
 ゆうべメシを食っていて妻が、そう言えば変な電話があったと言う。

 今朝のさきがけ新聞に載っていた、県内で2件あったという内容と同じだ。

 市役所職員と名乗り、保険料の過払いが2015年から5年分あって、計算したところ9万円と少しになるという。


 書面での締め切りは過ぎているので、とプレッシャーを掛けておいて、秋田銀行に口座はありますか、と来た。

 ここまで来て、相手のなめらか過ぎる口調と相まって初めて疑問を感じ、「あなた本物? 偽物?」と聞いたらしい。するとガチャッと切れた。


 妻はオレと違って、ほぼ標準語だ。高卒で東京・銀座・化粧品屋へOLとして勤めていた。言葉使いからも、これは攻略が難しいと見たか。残念だったね、当てが外れて。

 しかし秋田県で3件目に当たるとは、なかなかくじ運がいい。

 いやいや、そんなもんじゃなかろう。ほうぼうで、水面下の戦いが進行しているに違いない。カネ持っている人って、意外に多いからね。秋田でも何千万も貢ぐ人がいる。相手も、プロだから。


 詐欺師の皆さん、うちの口座にゃ、なんも残金ありゃしません。無駄骨でしたね。
コメント
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