去年、仙台育英が男女で優勝した映像を見た後にライブが始まり、今年に期待して見ていた。
女子の場合、必ずしも2年から3年になって、そのまま伸びるかというと、そうでもない。それは体つきが変化するからだ。
高校生は、3年生になると、おばさんくさくなる。それは事務員として間近で散々見て来た。1年生の好奇に満ちた輝く瞳は、2年を境に消えていく。単なる私の感想です。
一番印象に残ったのは、女子1区で区間賞の北九州市立の酒井さん。弾丸のような丸っこい体と顔で、元気に駆け抜けた。最後にタスキを渡す前の数百メートル。満面の笑みが、心底うれしそうだった。あの笑顔を抜いたテレビは無かった。あれが本日のハイライトだろう。
世羅高校の走りは素晴らしかったが、留学生が平凡ならば、優勝は無かった。男女とも、そう言える。反対に仙台の留学生は、助っ人としては平凡な記録だった。あれが明暗を分けた。世羅の留学生の女の子は、オリンピックでもいい記録を出すだろうと解説者が言っていた。そんな理不尽な。プロが混じってるようなもんじゃないか。
その子を発掘した業績だけは、認めてあげるよ。あとは反則扱いだ。
何となく、結果が出て、むなしい気持ちになったのは、そういうことだろう。
結果がすべてではないが、実績は結果がものを言う。
純粋日本人チームが3位に健闘する中で、不平等に見えるのは、致し方ないところだろう。
このやるせない気持ちを、ぶつけるモノが何もない。コロナめ。どうしてくれる。
このやるせない気持ちを、ぶつけるモノが何もない。コロナめ。どうしてくれる。