南秋地区で私の好きな散歩道は、いくつかあって、最近載せている焼き物がある道もそうだ。そこは飯田川町の小玉醸造の蔵がある辺りだ。
今回は浜井川の「井川さくら駅」から今戸へ至る道だ。
以前、さまよい歩いているうちに遭遇した、石碑のある辻が妙に心に残った。
それもそのはず。また菅江真澄に逢った。オレの感じる場所には、菅江真澄先生が良く現れる。
ここも結構古い歴史を感じさせる場所だ。鎌倉・室町時代の「板碑」だという石が、二か所あった。
風化していて、何が書いてあるのか分からない。その右側には地蔵様のような浮き彫りの石仏もある。
見捨てられたボロい民家があると思えば、
しこたま立派な、手入れの行き届いた庭を持つ豪邸もある。
かつては、面した八郎潟の恵みも大いにあったことだろう。
今は残存湖で細々とわかさぎを佃煮にするくらいだが、シジミもたくさん採れたんだよ。
なぜ水門を閉じてしまったんだろうね。あれの意味が分からん。