松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

世界有数の病床数でも、医療崩壊の謎。

2020-12-25 14:08:17 | 日記・エッセイ・コラム
 日本の病床数は先進国でもトップクラスです。もちろん人口比です。
 その上、医師の数も看護師も他国に引けを取りません。
 ではなぜ、10分の1にも満たない患者で、逼迫するのか。

 ヒントを見つけましたよ。よくある話で、病院の待合室の会話。今日はあの人見えないね。病気にでもなったのかしら。


 病院は老人集いの場になっています。金持ちでも貧乏でも平等に医療を受けられる日本。ここら辺が問題です。そうやって患者を集めないと経営が成り立たなくなっている。それでしょう。
 そのために我々、高い医療費を払っているわけでしょう。それでも足りなくて、あらゆる検診を受けろ受けろとやかましい。受ければ、何かしら見つかる。入院しなきゃいけない。医者は儲かる。


 下血で入院した頃、大腸ファイバー受けたら、ポリープがあると宣告されました。一緒に画面を見ているわけで、確かに盛り上がった個所がありました。これは切らなきゃね、と先生。
 次に行ったとき先生がカレンダーを見ながら、いつ入院する?って聞くのです。せっかく仕事に復帰したのに、そうそうあんたに付き合うわけには、いかないよ。あの人から逃げることばかり考えていたら、いつの間にか転勤していました。

 
  医療の世界にも「分散」と「集中」が必要だと誰かが言っています。
 なぜコロナに「集中」出来ないのでしょうね。

 今こそ実効的な「再編・統合、連携」の推進を。とも言っています。
 どこかの国の産業構造の話かと思いましたよ。


 オレ一人、食に気を使っていても医療費は下がらないだろうけど。自分の体に自信のない人が多すぎる。日本人が少しは気を使って、体調維持に勤めたら、健康保険税が安くならないかな。

 グルメ番組が食欲をそそるのは分かるが、地域に昔からある食べ物が、こんなに美味しいと、なぜ気が付かないかな。


 いっぺん病気してみな。なんでも美味しくなるから。アレ、最初に戻っちゃった?
コメント
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