松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

猫の性感帯

2019-12-15 14:37:36 | 日記・エッセイ・コラム

 サスケがオレに寄って来るのは、撫で方が上手だからだと思っている。

  足を撫でていると、尻尾がいつもより余計にピクピク動く場所がある。それはケツのそばだ。おいおい、ここがお前の性感帯かい。反応があると楽しいから、また責める。ピクピク。

  若い頃、飲むと良くニューハーフの店に行っていたことがあったな、そう言えば。女性同伴でも両方楽しめる、面白い場所だった。近頃は、テレビに出過ぎるキライがある。しかも綺麗じゃないのが多い。

 寒くなってまた甘酒を醸すようになった。出来上がる頃になると、漏れて来る蒸気が幸せを運んでくる。文字通りの意味で、幸福感を感じる。つまり空気が変わる。心が落ち着く。風呂に入った時と同じ、全身の筋肉がリラックス出来る。

  これは麹が持っている力じゃないのか。麹で醸した日本酒も、そういう効果を感じる。ことに、吟醸酒を飲んでいる時は、桃源郷に居るような気分になる。

 単純に、乾燥した空気がしっとりするだけじゃないと思う。空気清浄機から出てくる湿った空気には、そういう魂を揺さぶるものはない。

コメント
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