被爆数分後の地上は、原子雲(キノコ雲)に覆われるため日没直後のように暗くなる。一方で地上はファイアストームの猛火に包まれている。
その中で被爆10~30分後に原油のように真っ黒いタール状の雨が降る。この雨は12時間後まで降り注ぐ。
広島の場合、大雨地域が南北19km、東西11km在住の被爆者だけに被爆者手帳が交付された。
西からの風に乗った黒い雨は、秋田の市街地を絨毯爆撃する。この人たちは、数日間生きて居られるかも知れない。
1時間当たり100mSvの被爆なら範囲は広く、風速5mの西風の場合、盛岡、宮古を超えた太平洋まで届く。
この話を聞いたらオレは秋田市民というよりは、防災無線がバンバン入る潟上市民だと言いたくなる。
秋田市以外の市町村ではイージス・アショア反対の請願・陳情が、続々決議されているが、当の秋田市が継続審査って一体何を考えているんだ。秋水会は政府べったりのポチで、考える力が無い。
新屋を他人事だと思っているんだろう。あんたらも命が無いんだよ。これは十分に説得力があると思っている。北朝鮮の生命線は、アメリカに届くICBMだ。この数少ない虎の子の兵器が、日本上空で撃ち落とされるとなったら、一番目障りな新屋のイージスを叩くだろう。キムさんが生き残れるかどうかの賭けだからね。
そのイージスは、秋田にあったって、何の意味も無い。イージス艦は、あと2隻計画していて8隻体制になる。それだけあれば十分だろう。動けない地上に置く意味がない。
ゆうべの、きんよる秋田「検証イージス・アショア~独自調査で探る住民の声~」は期待はずれだった。そりゃ、新屋市民の中にもイージスは必要だと言う人はいるだろう。100%の住民が反対だとは、思ってないさ。