昼の12時、ミュージック・ステーションの生放送11時間が始まった。
最初は良かった。聞く方も新鮮だからね。いきなりリトグリのハーモニーだったし。あれは良かった。スピーカの音量をMAXに上げて、全身で聴いた。それだけの価値があった。
しかし録画しようとは思わなかった。そこが今回、進歩したポイントだね。つまり聞き流そうと思ったわけだ。だって11時間分の編集なんて、考えただけでゾッとする。
そうやって感動は薄まっていった。どのアーティストも真剣に頑張っていたよ、それは。宮本浩次は、いつものようにガニ股を開いて、あらん限りの声を出していたし、きゃりーぱみゅぱみゅ(痛てっ、舌噛んじゃった)は、歌舞伎の衣装を早着替えして見せたし。
ただひとつ、森山直太朗のさくらを聞き逃した。残念だ。CMの間にキングコングを見てしまった。あっと思ってチャンネル回したら(うちはまだ回すタイプ)終わっていた。
パヒュームの振り付けと映像の凄さを解説していたが、いまいち良く分からなかった。
11時間は、やり過ぎだ。ただ自分なりの休憩時間はある。ジャニーズの時間は、オレにとっての休憩時間だ。
最近の傾向は、ヒット曲メドレーだ。紅白も多いと聞く。ついに、そういう時代がやってきた。
新しい新曲が(馬から落ちて落馬した)なかなか出て来ないからだろう。
バッハから始まった、メロディラインの探求が、終わる時代が到来したのだ。