アインシュタインが予言した重力波について、ムー先月号で、ある記述を発見しました。ムーですから信用できない方は聞き流して下さい。
日本ではつい先日、重力波観測装置KAGRA(かぐら)がカミオカンデと同じ岐阜県飛騨市の地下深くに完成したと伝えられましたね。
超新星爆発のような急激な重力の変化があれば、その周りの空間は曲がり、時空の歪みが光速で伝わってきます。これが重力波です。この時、二つの直角に交わる方向に光を往復させると、空間がゆがんだ分、時間差が出来るはずなので、それを観測しようという計画だと聞いています。
さて、それに対してムーにはこう書いてあります。「重力波は、私たちの天の川銀河の中心核から外に向けてやってくるあらゆる種類の物質と相互作用していて、私たちの銀河の巨大回転レンズを形成する。高速進行の光の永続的なサイクルにおいて、恒星や惑星を外側に押すことで、それらの位置を保っている。」
えっ、引っ張るんじゃなくて、押している?「重力は、宇宙嵐または銀河の平板化した渦巻系の中心核または中心部からの圧力だ。このような波は可視光スペクトルを超えて何ギガヘルツもの周波数で振動していて、高い周波数ゆえに、全体的な力は引力となっている。」
えっ、光の圧力で引っ張る?
この文章は物理に縁のないコンタクティが受け取ったものなので、科学的に正確な表現ではないかも知れません。しかしここで私は、昔読んだSFやテレビのアニメなどに良く出てくる、敵の宇宙船を捕獲する光線、「トラクター・ビーム」のことを思い出しました。あれこそ、このことではないのか。光線とは重力波のことで、それを発射して引き寄せる。
SFは、今まで数々の夢物語を実現してきました。ここにもヒントがあったのかなあ、と今では思っています。SF作家というのは、未来が見えていた人たちなのか、或はコンタクティだったのかなあ、と思います。