松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ボケ、かましている場合じゃありませんが・・。

2015-11-18 16:12:21 | 日記・エッセイ・コラム

 NHKスペシャルかなんかで、ついに分かった!予防への道、と題して認知症への取り組みを紹介していました。ボケと正気のはざまは、どこにあるのか、ずーっと気になっていました。私は物書きを始めた時から一貫して、自分はその間で生きていると公言していますし、実際そう感じていました。年相応の物忘れを、別にしてもね。

 で今回、その間にある症候群をMCIと呼んでいると知りました。「軽度認知障害」と訳すそうです。これと診断されたらヤバイです。認知症一歩手前です。それでも対処の仕方によっては、それ以上進むことなく、むしろ回復する人も出て来ているそうです。そこでMCIかどうかの診断方法ですが、実に簡単なんです。

 それは、歩行の仕方で分かるそうなんです。それも単純に「歩く速さ」これだけでも判断できるようです。番組では1秒間に100センチとか何センチとか言ってましたが、要するに信号を渡り切れるかどうかが、目安になるそうです。都会の道路は何車線もあるし、私にもすべての横断歩道を渡れるか自信はありません。

 しかしもう一つ、目安があります。それは足跡の付き方。地面にどういう風な体重の掛け方をしているか、見ることによって明らかになるそうです。一直線ならまず問題ないです。重心が右に行ったり、左に寄ったりする人は、危ないです。その体重の掛け方も、かかとから順に親指じゃなかったりすると危険です。

 自覚症状として、私は例えば観光地に行って、相手とすれ違う時、ふらついたり、視線の具合によって、よろめいたりすることが良くあります。だから自信がないのです。しかしこの1年で言えることは、チャリを盗まれて仕方なし歩くようになってから、確実に歩行速度は上がっています。今も歩いて来ましたが、途中まで(最後までとは言いません)テンポよく歩くことができました。

 多分ですが、まだMCIにはなっていないだろうと思います。このMCI、似たような頭文字たくさんあり過ぎですよね。ですから自分なりに、1cmの逆と覚えました。これならボケても大丈夫。でも1センチを忘れる可能性もあるか。

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