花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

その後のシナサワグルミ(5/19)

2017年05月21日 | 松戸周辺
いいお天気に誘われ久しぶりに川沿いへ!そしてシナサワグルミの木のところへ着くと
にぎにぎしくいっぱいぶら下がっているものが♪
これを見ると雌花は随分たくさん咲いたということがわかりました!    2017.5.19









シナサワグルミは雌雄同株で雌雄異花  
雄花の花殻はどうしたの? ほとんど落ちてしまったみたい
雌花は数えきれないほど咲いたのでしょう  それを見ることなく終わってすごく悔しい・・・
結実率優秀~  果実の形は独特で翅のようなものがついています。
秋にはどんどん落ちそれがどんどん芽吹くのだそうです。芽生える確率も高いそうです。
こうなると来季の芽吹きの頃の見どころは「芽を出した幼い葉」 「葉痕」 「樹液のしずく」









白い細い毛のようなものがいっぱいついていました・・・これはヤナギの木の種髪♪





別の場所では・・・右の方にはオニグルミの果実も見えます
隣り合わせに両方の木が並んでいたのです。



ベニシジミがふわりと止まってくれて  上にはゾウムシがぼやけて写ってる!

この日の散歩は予期せぬ出来事に恵まれ真夏のような暑さにもかかわらず気分は爽快~
オニグルミ  シナサワグルミ この2種は新しく覚えた木
これからもハッとするような感激を味わえることができたらいいと願っています。  

オニグルミその後(4/30)

2017年05月20日 | 松戸周辺
オニグルミの変化が気になり4/30にも見てきていました。
茎や子房 どこもすごく毛深い  腺毛と思える毛が多かったです。べたべた感ハンパない!










こっちでは少し進んできていました







こんなのを見るとこれはもう腺毛に違いないです!
オニグルミに腺毛があるのかしら・・・調べてみたらやっぱりあるのでした!
花軸には長毛と腺毛が密生すると記載されていました。触ってみたら相当べとべとしそうです。





別の場所のオニグルミも見てきましたがこっちも相当毛が多かったです
でもこの白いふわふわした毛はヤナギの木から運ばれてきた種髪でしょう♪
見ているときぼや~っとして視界が悪くなるほど白いほわほわがいっぱいくっついて・・・
くっつきやすい腺毛のせいでもあったのでした。



だんだん丸くなってオニグルミらしくなりそうです



ノミノツヅリ ノミノフスマ

2017年05月19日 | 松戸周辺
やっと撮れた「ノミノツヅリ」小さくて目がおかしくなりそう  ナデシコ科ノミノツヅリ属












思いがけずに江戸川べりに咲いていた ノミノフスマ     ナデシコ科ハコベ属
久しぶりに会えた野草です。 田んぼのあぜ道を彩ってくれる野草として大好き  
あぜ道ではたくさん咲くのですが ここでたった2株くらいを大事に鑑賞してきました。









タチイヌノフグリと偶然並んで! タチイヌノフグリの果実も見えました。





草むらの中に白い色が見えました・・・白い蛾!
キハラゴマダラヒトリ あるいは アカハラゴマダラヒトリ らしいです。



位置がどうも塩梅悪いので少し葉を動かして・・・そのままでいてくれました。
死んだふりがうまいそうなのでしっかりお腹側から見てくればよかった・・・あとのまつり




どんな顔? どうしても見られず残念  もふもふであったかそうでした。



シナサワグルミ

2017年05月18日 | 松戸周辺
ヤシャブシなのかと思っていた大木のことが分かりました!
こんな風に葉がいっぱい出てきてヤシャブシとは似ても似つかない木だったのです。
シナサワグルミ  クルミ科 サワグルミ属
花が咲いたと思われる花序の後がまだいっぱいついています~



どんな葉なのかもよく見えています!こういう形をした葉を「羽状複葉」というそうです。
通常は「偶数羽状複葉」で まれに「奇数羽状複葉」も見られると記載されていました。
見られた限りでは「偶数」がほとんど 「奇数」はほんのわずかなのかもしれない





葉軸には「翼」がつく  小葉は互生したり 対生だったりするみたい
上のその上の写真では互い違いなのに この下の写真の葉は対になっています。



葉の縁はギザギザしている (鋸歯)  翼にもギザギザがある





雌雄同株  雌雄異花 
写真を撮ったのは4/30  このときは雌花は終わり果穂となって下がっていました。







雄花はどんなでしょう♪  花粉も出し終えすっかり咲き終わっていました。








これは雌花が咲いた後の「果穂」  翼つきの形が可愛く見えました。






生えていた場所は川の岸にすごく近いところ 大木でした





雄花や雌花がよく咲いているときにもっとよく見てみたい
今年はヤシャブシだと思い込んでいたゆえ雌花は立ち上がって咲くとばかり考え
それを待っていて結局失敗しました。でも可愛らしい果穂を見られたのはよかったです。

木曽の旅 帰りの絶景(5/2)

2017年05月17日 | 花旅
2017.5.2
美しい山なみを眺めることができました。
木曽の御嶽山が見える道の駅の手前で見ることができた山々です♪

山の名前を教えていただいたので写真を名前入りで差し替えておきます。


上の写真の山を左から順番に大きく撮っていきました!


上の写真の真ん中あたりを拡大してみるとごちょごちょのところはこんな風になっていました。
このごちょごちょっとしたところは「牙岳」という名前でした。まさに牙みたいです









上の山々を撮ってから10分くらい走った後 道の駅木曽福島に着きました!
この下の写真で 上のほう真ん中あたりに青く見える山がちょっとだけ見えます・・・



位置をあちこち移動しながら眺め徐々に大きく!!!
  ☆木曽の御嶽山☆  噴煙を上げています~  
ついこの前の出来事と感じているあのことが思い起こされて・・・



鳥が2羽写っていました。 どんどん寄っていくと電線もはっきり見えてきて・・・




あの噴火が起こったあとに霧ヶ峰あたりから遠くに見たときも噴煙が上がっていました。
未だ活動続いていることを思うと「畏怖の念」を思わずにはいられませんでした。



御嶽山木曽本宮








この日は見える山なみすべてきれいで写真をもっと撮りたかったのですが
車窓から眺めるだけに・・・右の山は北岳でしょうか  左には間ノ岳でしょうか
折角日本のトップスリーが見えているというのに・・・撮れないことが歯がゆかったです



富士山の見えるSAで  うっすらとなんとなく見ることができました。


トチノキに花が咲いていました。風でゆらゆら♪


最後に見たのがハナミズキでした!


そして  奈良井宿で買ってきたハナミズキの生の花のブローチがこれでした!
上にあるのは私が選び その下の葉っぱつきは嫁が選んだものです
胸元だけでなく帽子につけたりマフラーにつけたりと自分なりに試してみるといいそうです。


木曽の旅シリーズはこれで終わりにします。長く見ていただきありがとうございました。

赤沢自然休養林 木曽の銘木

2017年05月16日 | 花旅
2017.5.2
トロッコ電車に乗っているときは気づかずにいましたが列車はそれぞれ銘木の名前つき♪








木曽の銘木5種 覚えのために入れておくことにします
ケヤキを入れ6種とする場合もあるそうです。ここではケヤキも揃えて「6種」になっていました。
この立札の後ろにそれぞれの銘木が控え見本木としての役割を担っていました
こうして見比べてみるとヒノキが一番繊細な葉をしている!って感じます。












ネズコという木の名前を初めて知りました。




東屋の屋根は檜皮葺なのかしら・・・  ところどころ崩れているのも一興でしょう




こんな案内がありました。



ヒノキを育てるのにとても適した岩と水と好条件がそろっていたのでした。
この後は帰りに見えた山なみを紹介して終わりにします♪

赤沢自然休養林にて シダなど

2017年05月15日 | 花旅
2017.5.2  赤沢自然休養林にて
山でいつも気になっていたこの葉です。
まるでオサバグサがそこにあるように見えずっと騙され続けていました。
なんというシダなのかしら・・・分からないと思っているだけではラチがあかない
調べてみた結果 シダ植物の「シシガシラ」でいいでしょう!  シシガシラ科 ヒリュウシダ属



花の写真を撮るたびにほとんどシシガシラが一緒に写り込んでいます。




気がつけば・・・立ちあがって枯れている葉も見えました!
地面に沿うような葉は 栄養葉 で 立ち上がっている葉は 胞子葉 でしょう



風情ある1枚撮れました!!!
これからはシシガシラの胞子葉に目を向けるようにして裏側を見てみたい(^^♪



もうひとつは・・・ヒカゲノカズラだと思い撮っていましたが・・・




立ち上がっているのが出てきてなに?ってなりました。
マンネンスギらしいです。  ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属





もう1種は アスヒカズラ   これも  ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属
胞子は6月頃立ち上がってくるかもしれない  
名前のいわれは葉がアスナロに似ているからだそうです。
絶滅危惧種に指定されている地域もあると聞いてへぇ~そうなんだったって思いました。





3種混合♪♪♪


飾りにしたいような自然からの逸品

もう少し続きます・・・

赤沢自然休養林 バイカオウレン

2017年05月14日 | 花旅
2017.5.2  赤沢自然休養林にて
ピンク色のショウジョウバカマと一緒に咲いているのは! バイカオウレンでした。
どっさり積もっている落ち葉をものともせずむんずと力を込め立ち上がり咲いた!!!



ふかふかの林床はあったかくて快適! なんて声が聞こえてきそう♪




ツルアリドオシは結構たくさん! そこにもバイカオウレンが!


アスナロ?それとも ネズコ?の若木と共に♪


サソリかなにかの虫が・・・それとも恐竜の骨?なんて思ってしまいそうです。



始めのうちは ピンク色をした葯がとってもきれい




細長い葉が出ていますがなにかのランかしら・・・自生のミヤマウズラがあるそうです



だんだん咲き進んできています  萼片の先は桜の花を思わせるよう♪




キンポウゲ科オウレン属ということで 白い花びらのような部分がガク
黄緑色で先のほうがサジ型をしているのが花弁  中央に子房がふくらんできた雌しべ
柱頭2つに分かれているみたい




バイカオウレンの葉をしみじみ見ました。浮き出た血管!!!つやつやできれいでした

続きます・・・

赤沢自然休養林にて ミズバショウ

2017年05月13日 | 花旅
2017.5.2
水量の豊富な川の流れ  ということは木材を運ぶのにも便利だったそうです。
ここは「床堰(とこぜき)」というところ  今は使われていませんが木材を流して運ぶとき
堰の水をいったん溜め 後に堰を壊して木材を一気に下流に押し流したところだそうです。





トロッコに乗っているときに見えていたミズバショウ 近くで鑑賞できました。
キリシマミズキかもしれない木の向こうに見えてきました~
















花があるかな~ 少し葉をかき分けてみたら! 咲いてた♪
葉は目立つのに花は?ってなると・・・目立たないように咲くカンアオイ
ここでは黄緑色も咲くようですがこのときは暗紫色のこの色だけ見つかりました。







赤い実を見つけました! なにかしら・・・と思ったら!
ツルアリドオシ~  赤い実が1個  花は2個揃って咲くのに・・・





花が確かに2個咲いた 角みたいな後が残ってる♪

次に続きます・・・

赤沢自然休養林山野草(5/2)

2017年05月12日 | 花旅
2017.5.2
一番多く見ることができた山野草は ショウジョウバカマ でした。
木曽を象徴する銘木の幼木がたくさん芽を出し初々しい若木が目に入ります♪









ショウジョウバカマはほとんどこのピンク色  つぼみから見ることができました。








雄しべが何本も! 6本ありそう♪




1本から何個も花が咲いて!



初めてかもしれないチョウ・・・タテハチョウかなにか・・・2枚しか撮れなかったです。

かえで☆さんや白竜(はくりゅう)さんのお蔭で分かりました!
チョウではなく「蛾」の仲間の イカリモンガ という名前でした!  誰でも最初はチョウと思うそうです。


タテハチョウの仲間? お腹の辺り・・・メタボ気味なの? どうしても取り調べできない・・・
次も山野草続きます・・・