棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

リンゴの葉摘み

2010-10-18 08:48:33 | 山郷の暮し
朝の空気に幾分ピリッとした冷気が含んできましたが、このまま秋が深まっていくのではなさそうです。
今朝の天気予報によれば、寒気が流れ込み、北海道の一部では雪が降りそうですが、全般的に気温は高めのようです。
収穫の秋。ブドウが終りいよいよリンゴになります。
11月中旬から収穫が始まる、人気ブランドの富士は、美味しい蜜をつけることと、色艶をよくするためにリンゴ玉の周りの葉を摘みます。
いわゆる葉摘みという、仕上げ段階の真っ最中です。
この時期は、私も近くのリンゴ園のお手伝いに行きます。
汗をかくほどの強い日差しの下、作業は楽しくもあり、あまりの単純さに「チョット用事がありますので帰ります」と逃げ出したり。
今週からは本当に用事があり、おてこ(手伝い人)バイトは中止です。

白いダリヤの花

2010-10-16 07:30:40 | 山郷の暮し
今朝は朝日を浴びたウロコ雲が東に流れ、オレンジ色をした秋の朝です。
昨日につづき、高い空が広がる一日になりそうです。

我花畑はもはや雑草畑ですが、その雑草にまけずにただ今咲いているのが白い大輪ダリヤです。
白といっても幾分緑がかった花。艶やかさもあり、ウエーデング・ドレスを思わせる。
それも、清純なものではなく、男遍歴を重ねた芸能人(彼女しか知らないのでフアンの方はごめんなさい・・・松田聖子)の花嫁姿のような・・。
活けても実に存在感があり、来年は様々な色を楽しもうと計画していますが・・・。

神憑りの人間ドラマ

2010-10-15 06:53:46 | 山郷の暮し
いま世界中のトップニュースといえば、チリの金鉱山落盤33人生き埋め救出成功報道でしょう。
夜のニュース一こま一こまのシーンに感動し、ついついアルコールの量も増してしまいました。
それにいたる前に、救出用のパイプのボーリングでピタリト現場に到達する技術にビックリしてしまった。
どうやって寸分の狂いもなく目的がはたせたのか・・・。
科学技術の進歩だ、と言ってしまえばそのとうりかもしれないが、この救出方法は我々度素人でも考える方法であり、そのようにしただけに、
科学技術の進歩の成せる技とかたずけたくはない。
屁理屈ぽいのですが、宇宙船を飛ばして生還するという、非生活科学技術とは異なり、まったく身近な発想であるだけにその技術に脱帽してしまう。
PCの技術を駆使した成果ではなく、技術者の感とヒラメキの勝利と思いたい。
いや、実に神憑り的な技術であり、まったく人間的な心意気が成せた技ではないだろうか。
大男たちが子供のようにめを輝かせて、自分達の成したことを素直に喜びあう。
人間ていいなーーー。とナニカの詩にあったようなきがする。
ものすごく人間の成せるドラマだと、正に希望のニースだ。

預かり犬-2

2010-10-14 06:35:26 | 山郷の暮し
朝日があたる前に、下着姿で庭に出ても寒さをかんじません。
温かな初秋で、体も心も楽です。

旅行先の台湾から「モモちゃんは元気ですか。ちゃんと食べていますか・・・」と電話がありました。
我が子のように思っているオカーチャンにとって、当然のことなのでしょう。
さて、そのモモちゃんは我が家の賢犬サクラの子供と同じ名前で、すぐ近くにいます。
ワンワン・キャンキャンすれば、ドデカイ声で反応する。
今日始めてモモちゃん同士が対面しましたが、仲良くなれそうもない。
お母さんサクラとしては無視が得策と、サッサッとどこかにいってしまった。
賢犬サクラは幼児期も、オシではないかと思ったくらい啼かない。
様々な犬を飼ってきましたが、大層利口な犬だと改めて感じる。
今、少しかわいそうなのが猫のチビクマで、飯時くらいしか家にいない。

やってきたチビスケ

2010-10-13 07:22:29 | 山郷の暮し
連休最終日は甲府の友人の来宅で、茸狩りそして宴となりましたが、彼らの来宅の目的は犬をあずけにきたのです。
今日、海外に旅行のためでした。
車の中で吐いたりあばれたりしたので、いったんは我が家はあきらめ、甲府の友人宅に預ける予定だったが都合が悪くなり結局つれてきた。
まだ一年たたない由緒正しき柴犬。ちょこまかと忙しいのは子犬の動きだが、もうひとつ過保護的な飼いかたにあるとかんじた。
初日実、散歩から帰ってきたサクラは当然一撃を加える。自分の家に知らない奴がいれば、子供とて面白くないのは当たり前だ。
飼い主のオカーチャンはおろおろ。連れて帰りたくもそうもいかない。
「サクラをつないでおいて下さい。お願いします」と。
この犬は山道の散歩は嫌いで、舗装道しか行きたがらない。やはり都会っ子だ。

茸狩り

2010-10-12 07:37:49 | 山郷の暮し
友人夫婦が焼酎を手にやってきました。
宴会を始める前に、キノコ狩りでもしようということになり、いつもの散歩コースより山に入る。
例年でしたら稲刈り時期がキノコ狩りでしたが、今年は全く無く、不作年とおもいきや、ここの雨降りで一気に顔を出したと聞く。
確かに散歩道にも見慣れないキノコがぞくぞくとあったが、食用になるかは不明。
今秋初めてのキノコ狩りとなった。
めざすポイントには様々な茸が生えている。
りこ坊・あみたけ・はつたけ・風船タケ・ぶなしめじ等々。
ナント「臭い松茸・味しめじ」といわれる、シメジが10数本採れた。
茸うどんと大収穫の話を肴に、秋を楽しんだ。
写真は大ぶりのシメジ--炊き込みご飯にサイコーーー

連休

2010-10-10 08:18:40 | 山郷の暮し
連休(のようですね)の初日は雨降り。
今朝も最前(8時)まで冷たい雨が降っていましたが、いまわは霧が谷を覆っています。
車の音も無く、全ての雑音が霧に吸い込まれたような静けさが漂っています。
初冬の霧と違って、ナントナク赤味のあるクリーム色で、日中は暖かくなりそうです。
連休中に海外旅行をする友人から、ワンチャンをあずかる予定でしたが、甲府からつれてくるにはまだ車に慣れていない子犬。
あきらめたと電話がありました。
柴犬のようですが、さぞかし暴れん坊なのでしょう。

ノーベル平和賞

2010-10-09 08:36:56 | 山郷の暮し
中国の民主化運動のリーダー(名前は忘れた)がノーベル平和賞に輝きました。
中国政府はさっそくいちゃもんを発表。国交問題へとすり替えてゆく気配だ。
あと数年で、GNP世界2位にならんとする国が、中身は空っぽ。お札で作り上げたハリコの龍、といった感じだ。
中国の平和運動と聞けば、即思い出すのが10年前、天安門における虐殺にちかい弾圧てだった。
各地での民主化運動は100万人以上だといわれたが、その後の暴力的取締りの実態は、今日徐々に明るみに出つつある。
当時の最高指導者は小平で、彼のコメントは一党独裁体制の本音を聞いた思いがする。
「わが国においては、100万人程度は1パーセントにも満たない。そんなのナンチャーナイキニ・・・」
てなことだった。
98年に平和賞はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世にも送られた。
中国政府は変わらず、ダライラマの動きをけん制していることは、皆さんご存知のとおりだ。
知らないのは、大多数の中国国民なのである。

秋ですねーー

2010-10-08 06:33:57 | 山郷の暮し
早朝にサクラがドデカク一声。びゅーーと外に飛び出してゆく。
目覚まし時計なんてもんじゃない。
「夜中になんだよ! 」と時計をみれば5時チョット前だ。とても夜中ではない。
真夏だったら散歩をしている時間だった。

勤めがないから定刻で起きる必要も無く、お天頭様の波動で寝起きだ。
秋に入っても気温が高く、虫のコーラスも聴きそびれていた。
ケロケロとカエルが鳴いているしまつだ。
例年でしたら、このごろの朝はブルッとするのですが、暖かでいいですねーー。
ナントナク夏気分が抜けきっていなかったが、日はすっかり短くなっている。
「歯に染みとおる秋の夜」の季節になりました。(いつもそうですが)

からたち

2010-10-07 07:30:04 | 山郷の暮し
我が家に来た人が「あれはなんですか」と聞かれる木がある。
10年ほど前に、あげは蝶が来てほしくからたちを植えた。
すでに5Mほどに成長し、毎年ピンポン玉大の実をつけるが、今年は今までに最高についた。
しかも、黄色く色つき見た目にも美しい。
幾度か来宅した人も「立派なからたちですねー」と気ずく。
そもそも暖かい地方の植物であるが、今年の暑さで実も熟してきた。
とはいっても、苦く酸っぱいが香りはいい。
レモンよりはるかに優しい香りで、泡盛にいれたが悪くは無い。
しかし、泡盛の風味が消えてしまい、私にはものたりないが。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本