平安貴族社会の男女関係には倫理観が欠けているのではないか。となにやら小難しいことをノタマワリそうな方々の渋面が浮かんできますが、先にも話しましたが才能ある男はなんとしても家柄のいい姫をモノにしなくては出世は望めない。
姫としても家柄だけではどうにもならないから、高いくらいの者の後ろ盾がほしい。源氏殿や私のように家柄・位があれば、相手から望んでくるのはあたりまえのことだ。
だいたい倫理観テナモノは、時代によって変化してゆくもので、絶対的な真理ではありません。と、いきまいてもしかたがありませんが・・・。
女の操にしても、問題となるのは帝の后候補くらいで、宗教的に純潔を求められたのは、特別な職として斎宮さまくらいなものだ。
平安時代はあの世に極楽を求めた「浄土信仰」が盛んでしたが、決して厭世社会でなく、逆に真から人間賛歌の時代だったと、視点を変えてみてください。
姫としても家柄だけではどうにもならないから、高いくらいの者の後ろ盾がほしい。源氏殿や私のように家柄・位があれば、相手から望んでくるのはあたりまえのことだ。
だいたい倫理観テナモノは、時代によって変化してゆくもので、絶対的な真理ではありません。と、いきまいてもしかたがありませんが・・・。
女の操にしても、問題となるのは帝の后候補くらいで、宗教的に純潔を求められたのは、特別な職として斎宮さまくらいなものだ。
平安時代はあの世に極楽を求めた「浄土信仰」が盛んでしたが、決して厭世社会でなく、逆に真から人間賛歌の時代だったと、視点を変えてみてください。
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