
今は昔 と始まる徒然草 小難しくなくって市井のお茶飲み話・小話のオンパレード。
狂言や江戸小話の元ネタになっている物語も多い。といっても原作を読んでいっているのではありません。小生の愛読書-こども向け日本の古典名作選書です。
私もオチョンコズイテ、徒然草風に書いてみました。
最初は本家の徒然草より「浮気者の失敗」
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今は昔、官吏の中でも色事にかけては、一番だと自負している者がおった。
好衛門と称するこの男、女房がいながら女子に目がなく、部下や町衆の女の区別がない。
地位を傘にするばかりか「女子を口説き落とすには、チョット甘い言葉と、最後は根気でおます。わてにかかったらどないなオナゴとて・・・」と、其の口説きようも、大したねばりのよさであった。
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