棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

童話-僕のバオバブ-最終回

2008-08-15 08:41:14 | 大人の童話
「改めて見ると様になるなー」と、我が家の居間に置かれた鉢を見てお父さん。
「ワタシ生まれたときからコンニャクイモを見て育ったけど、こんな風に見るのは初めて。改めてみると綺麗な植物だわねーー。
お隣の奥さんもこんな風だったらカッコいいのにネッ」とお母さん。
「でもねーー。花は物凄くいやなにおいがするわ」
『花?? 花が咲くのか??}
お父さんも僕もびっくり。どんな花で、臭いがするのか・・・。
「めったに花は咲かないの。だってそれが目的じゃないから。
うちでも、たまたま5年ほど採り忘れたイモに咲いたらしいわ」

だまだ当分は咲きそうもないが、楽しみー。
「コンニャクイモ・コンニャクイモ」と、敏子。
賢治はあいかわらずです。

僕は日本のバオバブの樹を眺め、本物のバオバブの樹の上り方を研究しています。

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