棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ぼんぼんの絵

2008-08-15 09:28:29 | 山郷の暮し
今日は63回目の終戦記念日。
花の谷に夏の太陽がきらめく前の空は、ハケでひいたような秋の雲が流れていました。

私はこの年に生まれ、戦前生まれの兄たちばかりですが、幸いに戦死者はいません。
しかし、東京の大空襲で屋敷は丸焼け。書生さんが庭に作った防空壕で亡くなってしまったと、亡き母から聞きました。
早朝に花を摘み、両親に、そして多くの人々に ささやかな思いで供養をしました。

90年代「ぼんぼん」の絵をよく描きました。
松本市と姉妹都市ソルトレイクの、表敬訪問の贈答になったこともありました。
手元には非買の写真の絵一枚しかありません。
また画けばいいのではないか、とおっしゃるかもしれませんが、90年代の作には当然なりません。
絵はウマイ下手にかかわらず、そのときの心の状態が染み込んでいて、それがいいですね。

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