棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

お人よしな日本外交

2010-09-30 07:58:56 | 山郷の暮し
昨日、日本政府は今回の中国漁船衝突事件について、中国政府の出方に対しての読みの甘さを認めたようなコメントがあった。
つまり、誠意を尽くせば相手に通じる、とでもいうあまりにも日本的な友好感覚と、国際的常識観(そんなものがあるとすれば)や、優等生的な対応だ。
北朝鮮に全く通じないように、中国(主に漢人)はもっと自己主張の強く、引かない感覚がDNAに組み込まれているとしか思えない。
それは、中国の歴史が語っているように、駆け引きと戦いの繰り返しであり、日本の歴史に比べたら殺戮・報復は徹底してきた。
政府の外交ブレーンに当然中国通はいるのであろうが、高所からの(学問的)見方ばかりではなく、市井感覚が必要である。
そのうえで、揺らぎの無い徹底した方針の外交が求められる。
そこへいくとアメリカの外交は政治的高所ばかりでなく、相手国(民族)の精神構造までよくよく研究していると感じる。
誤解をしていただきたくないのでいいますが、私は国粋的な対応を望んでいるわけではアリマセン。


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