棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

弱肉強食-足元の世界

2008-09-18 11:45:48 | 山郷の暮し
生まれて間もない点ほどのオニクモの子供の巣が、10CM ほどの間隔で部屋の隅に並んでいます。
掃除機でそれこそ一掃しようとすると、気配でパニクッタ子グモが宙を走り回る。
良く観ると、動く範囲は自分の巣の内だけだ。
隣の巣に入ったら、サー大変。点のようなチビチャンが猛然と攻撃をする。
なにか面白くなって、掃除は中断。
そのうちに、ささない蚊のせすじゆすり蚊6mm がフラフラと飛んできた。
小さなオニクモの巣の一つに、ひかかってしまった。
おおあばれの「蚊」は、隣の巣まで壊してゆく。
もしかしたら、共同で狩りをするのではと思ったが、どうもそのようでもなく、最終的にいきついた巣の持ち主のものになったようだ。
とうことは、ただすを壊された連中は、10cmほどの範囲で隙をうかがっている。
10分ほどして、オニクモのオチビチャンがようやく蚊の動きを止めることができた。
他のコグモは完全にあきらめたのか、自分のテリトリーで巣の修繕をはじめた。

私の家は場所柄、蜘蛛の巣だらけで、なかでも始末の悪いのがオニクモだ。
デッカイやつになると、丸々と肥え2cm以上も在る。
目が赤く輝き、こいつはにくらしいほどの顔つきだ。
夜の散歩などで、ベトベトした蜘蛛の巣が顔にかかったときなど、ほんとうにゾットしてしまう。

一週間ほど前に、卵が孵ったのか、点のようなものがしきりりと動き回っていた。
まさに、蜘蛛の子を散らす、であった。
掃除の行き届かない隅っこに、コグモたちが巣くっていたのである。
観察がおもしろくなり、さらに注意を払って見ていると・・・・・。
次回をお楽しみに。


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