棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

我が家のサクラ開花宣言

2017-04-16 15:51:35 | 山郷の暮し
久振りに投稿し終えた昨日、開け放っていた窓から冷たい風が吹き込んできた。
西空から塊のような真っ黒な雲がぐんぐん広がってくる。
朝方の暖かさは吹き飛びそのうえ、ぱらぱらと小雨になってしまった。
「春の風が流れています」どころではない。

友から電話があり「自衛隊の祭り見物に行かないか」
あまり興味がないことだが、こお寒くなってはナニカをする気も失せてしまったので同行する。

吾が花の谷を車で5分もすれば市街地が広がり、一変する。
サクラの花も開花しているではないか。
さらに、南松本方面に行けば2-3分の開花だ。

 松本に自衛隊の駐屯地があることは割合知られていないが、松本は明治期から早々に帝国軍の誘致をしたのだ。
只今仕上がった「松本の歴史絵巻・女鳥羽川」から抜粋しよう。
 
松本歩兵50連隊と称し、元は明治41年に青森県の連体を誘致。時代進むとほとんどが信州人に入れ替わった。
先の大戦ではテニアン島で一万人以上の戦死者を出す。この連隊に入隊させられたら生きて帰ることが出来ない、とまで言われた。
 その連隊は只今市中にある信州大学にあったのだ。
田んぼが広がっていたであろう南松本に移ったが、びっしりと民家に囲まれた中に、ナニカ場違いのように戦争道具が並んでいる。

時おり我が家の真上あたりを爆音をあげて、でっかいヘリが行きかうことがあり、2-3日前から特に多かった。
多分この祭りのためにどこからかやってきたのであろう。

サクラが3分ほど開花していたが、みんな一様に「さぶいですねーー」と。

展示兵器で興味がわいたのは名前はわからないが大砲であった。
弾こめから、らせん状に掘削された銃身を覗き込む。
我が家の空を引っ掻き回し飛んでいったヘリの大きさにはびっくりだ。
ともかく、現物を見ると全てがでっかく、不気味なものだ。
30年前のものだが現役で、らせん状は秘密だ゛から撮影禁止です。と。






サクラ宣言のはなしでしたね・・。
午後になり玄関前の定点枝の蕾がぽつんぽつんと開きだしました。
ようやく春が来た。
晩酌は外でやるか・・・。

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