棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

読めない地名

2011-06-22 07:32:15 | 山郷の暮し
案内表示の地名をどう読んでいいのか戸惑っている間に、車は過ぎてしまう。
もう・・・一分もたてばすっかりその漢字を忘れてしまう。
そして、ふたたび不思議な漢字の並になんと読むんだと・・。
アイヌ語が残る地域では、読めない地名など珍しくも無いが、今回は山梨県で見つけた。
なんとかして思い出し書き留めてみた。
西広門田・・かわだ  曲輪田・・くるわだ  大豆生田・・まみょうだ

伝説や歴史と結びついた地名が、日本列島改造に始まり、先の小泉政権時代の日本中の合併政策で多くの由緒ある地名が消えてしまった。
これからの子供たちは、益々郷土との結びつき関係意識を失い、郷土愛を失ってしまうのだろう。
合理化ばかりの政策は、人として最も大切なところを無駄という領域に追いやってしまう。
気がついたときには手遅れになってしまう。
このたびの大震災で、右上がり一辺倒の政策や、私たちが理想とた便利社会への反省、見直しが始まる機会になってきたと感じる。


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