棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

鍔のお話

2018-01-18 15:38:09 | 山郷の暮し
かなり厳しい冷え込みが続き、川辺では水しぶきが凍り付いていました。
二日ほど前から馬鹿陽気で、盛り上がっていた氷もすっかり溶けています。

しかし、腰から脚にかけ激痛が走り、犬のハナの朝夕の散歩は通常コースの3分の1程度で済ませています。
ハナは物足りなく自分で木切れなどをほおり投げ遊んでいます。(犬のかわいいところです)
時には「トーちゃん遊んで!!」とカマをかけてきたりしますが、
腰をギックとやったらアウトなので注意をしながらの爺さん歩きです。

今年の冬は日本刀の鍔に興味を抱き、もーーーネットで研究中。
買う買わないではなく、オークションにも挑戦しておりますが、最終時間までとてももたずに止めてしまう。
翌日ほんのわずかな差で落札できないでいます。
ただし、自動で高額入札しておけばいいのでしょうがそうもいきませぬ。

次々と検索しているなかで、まったく変わった鍔をみつけました。
写真のように花型のもので、まるで現代物のようで迷ったのですがマーー面白いか、と購入。
コスプレの侍姿のかわいい子ちゃんの刀みたいです。

現物を手に取りやっぱり現代物かと・・。
かなり汚かったのですが、歯磨きでゆっくりと磨いてみればいやいやそうでもなさそう。
少なくとも200年以上の手垢がこびりついていたのが、伝え持っていた人が少々乱暴な洗い方をしてしまい傷だらけ。

花型赤銅地銀鍍金鍔 と漢字を並べるとソレらしくなりますね。
それにしても派手な鍔だと思います。

武士は今で言うと役人ですから、仕事場では黒色の紋付羽織が制服で、全体も質素なもの。
当然 刀も黒さやで地味な鍔だったと思う。

派手で豪華な鍔はお家のお宝品か、チョイと夜遊びにでも行くときなどに・・。
このツバは鯉口が大きく大刀用であるから、町人階級のものではないことは確かです。
というのは、元禄以降は世情も安定し戦もなく、本身の需要もあまりない。
そこで鍔をはじめとする、刀の飾り物に手の込んだものが造られるようになった。
また、帯刀を許された町人たちも脇差ながら立派なものを造らせたようですが、大刀というわけにはいきません。

この派手な花型鍔を差した武士はどんな人だったのか、想像するだけでも楽しくなってきます。


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