棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

11-3-11-2-46

2013-03-12 09:09:22 | 山郷の暮し
あらためていうまでもなくこの数字は十二分にご存知でしょう。
私はこの時間 散歩中でまったく体感はなかった。
帰宅すればつけっぱなしのラジオが騒然としている。そおして、TV に釘付けになってしまった。

「この世の地獄絵が描ける!!」と正直思った。
次々と報道される情報にますます製作への思いはつのったが、同時に「とんでもなく不遜なこと・非人道的なこと・絵空事にしてはならない」
などなどと葛藤が生まれ、筆を執るどころではなかった。

しかし、脳裏には画像がたまり続け、他のテーマでの製作ができなくなってしまった。
11月下旬 別なテーマで準備をしたパネル(92X162 6枚)に向かったが、爆発のごとく描き出されていったのが、たまりにたまった東日本大震災の断片的なテーマだった。
製作をしながら「私が描くべき意図」を練り続けている中で、震災の情景ではなく「ひと曼荼羅」を「日本人の精神文化」を描き出すことだと確信した。
製作は4月ほどで、サイズはパネル9枚 幅830cm となった。
製作過程の思いは当時のブログに投稿してきた。





youtube--マイムービー東日本大震災を描く  をぜひ観てください。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿