棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

台風21号

2017-10-24 18:11:58 | 山郷の暮し
いやーーよく降り続き、最終は台風21号の大雨となりました。
眼下の女鳥羽川はすざましき流れと濁流になり、轟音の中に大岩がぶつかり合う音が地響きのごとく聞こえました。
今日の午後あたりになると急に水量も減りましたが、土色の濁流は今も続いています。


この川のことは時々書いていますが松本市内を流れ、普段は鯉や鴨がいます。
源流は三才山(みさやま)トンネル脇の谷をさかのぼる美ヶ原に続く山山。
水源地から市内まで17キロと短いのですが、標高差1700メートルと昔は「暴れ川」といわれたらしい。

近年では1959年9月26日、本土を直撃した伊勢湾台風では松本市内で決壊し、激甚災害に指定された。
それ以後、川での被害は聞かないが、昨日までのすざましい濁流を見ると、うなずける。

連日 雨がしとしととうっとおしく、散歩も我が家の周りで済ませていたが、今日ようやく全コースを歩く。
なんと、山沿いの山道の一部が幅10メートルほどに渡り崩れ落ちている。
ひび割れが横に走り、まだ水分をたっぷり含んみ、グズグズと沈んでしまうので危険を感じ迂回する。
当分この山道は歩かないほうが良いであろう。


さらに、我が家から南の丘山であるが、田んぼ沿いの杉の大木が数本倒れ、農道を塞いでしまった。
この対応は早く、夕刻までチェンソーが鳴り響いていた。

おかげで直接の被害はなかったが、この花の谷も決して安全と言い切れず、崩壊指定地域なのです。


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