棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

破壊と再生--りゅう王丸曼荼羅

2020-01-20 17:47:51 | 山郷の暮し
私の創作の根底をなしているのがヒマラヤでの体験が影響している、と書きました。
巨岩が砕け、水に押し流されて微粒子になり、土や石にかわり、動植物を生み育て全く異なるものへと変わってゆく。
それは生命の循環ばかりではなく、宇宙全体の躍動ともいえます。
ヒマラヤは激変する過酷な自然環境だけに、前記した宇宙的な変容を体感できる気がします。

ヒンドゥー教の最高神であるシバ神は「破壊と再生の神」だといわれます。
新たに生まれ出る時は天地雷鳴炸裂しナニカが・・。
もし極楽世界だとしたら、ふわりと蝶々が生まれ、あざやかな花々が咲き誇る。

写真の作品は数年前に制作をしたものですが、何か物足りなく、完成しきっていませんでした。
アイリスの制作をしている最中にフッと思い出し修正をしたものです。
ヒマラヤの雪解けを体験したことをベースにしたもので、現実にある場所ではありません。

ポコッと浮かんだお天道様。まるで風船みたいだと言われてもかまいません。
現実ではヒマラヤの谷から、お天道様の登るさまを見ることは方位的に難しい。
私の創り上げた空間です。

この作品は自然の動きを宇宙的動きと同化でき、りゅう王丸曼荼羅 であると思えた時に完成に至ったものです。160-130cm
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