棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

なく・鳴く・泣く

2009-11-09 08:44:29 | 山郷の暮し
     
落葉焚きの煙が、ハダカンボウになってゆく木々にからみつく。
赤味を帯びた斜めの光が、幾筋も縞模様を創る、秋ならでの光景です。
お隣に来た「お孫さん」が焼き芋をもってきてくれました。
その子とフーフー 口をとんがらせながら、甘い焼いもを食べていますと、サクラが来て、猫のチビクマもやってきました。
フット思い出したのが、先日お隣の御主人から聞いた、お孫さんの話でした。

遊びに来たお孫さんが「サクラがナイテイル」というのです。
「サクラはほとんど鳴かない犬だけどねーー」と、番犬のようにほえ立てないことを話したそうです。
「だって、サクラの目から涙が流れているもん」
「????。アア其れは目やにだよ」と大笑いしたそうです。
鳴くと泣く。そして無く・なく・亡く等々、言葉だけ聴くと勘違いしてしまいます。

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