棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

16-珍訳源氏物語-若気の失敗

2009-07-02 07:50:17 | 物語・絵本・童話
お勤め中(夜勤)とはいっても夜はひまなもの、おおびっらではないが一杯飲みながらの話。いささかよってしまった私は、二十歳前に郎党と市中で遊び女と遊んだ話をしてしまった。
下々のおおらかであけすけな愛の営みは、野生の花の美しさと力強さがあり、王朝貴族・良家の姫では決してありえぬことだった。
一時は、高貴な姫たちとの駆け引きの面白さなどめんどうになり、私は身分もわきまえず、衣服を下下にあわせ、忍び通ったことなどを・・・。
正直、下品な者の女房・女たちなどと、狂ったようにあそんでしまった。そんなことをポツリポツリと語ったが、同席の若い連中は想像にもできないことだったろう。
あなた方の時代に合わせてみれば、不倫だ援助交際だの、タレントのラチも無いことに、中学・高校生くらいの男の子が、女性を解ったようなことをいっているようなもの。
成人をすぎたワタシとしては、ついついはなしが滑ってしまったが・・・
いつの時代も、自慢やウワサ話は自惚れ徒共に、嫉妬・ねたみも含んでいるのでしょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿