棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

21-棚からぼた餅-庄屋の婿入れ

2008-01-31 12:41:47 | Weblog
意気消沈、北風に吹き飛ばされそうな厄病神。
ようやく、庄屋の屋敷にたどり着けば、
大門にはちょうちんが立ち、村人が次々と出入りをしています。

座敷中が明るくなり、勝手場ではオカミサンたちが大騒ぎ。
いつもいた奥の間は、磨き上げられ、金屏風が置かれております。

庄屋さんは気をとりもどし、町から婿養子を迎える日でした。

「こんなやかましいところにいられねー」
厄病神は、博打で夜逃げをした与太郎の
家に住みすいたのでございます。


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