棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

2008-04-15 10:22:03 | エッセイ・随筆
今朝は1度と寒く感じた。
サクラの開花も遅れ気味です。

桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿
切る切らないとどちらも馬鹿なんですが、春先に先手をしてない梅ノ木は、まっすぐな枝が串刺しのように立っています。
我が家の梅ノ木は、その枝ばかりで花芽はなく、梅の実のつきもよくありません。

『枝を折るべからず」などと書かれた板がぶら下がっているのが、桜の木。
心引かれる桜の花は、一枝ほしくなるのも無理もなく、花瓶に入れても水揚げも好い木です。

散歩コースに、根元が直径1mをこえる見事な「枝垂桜」がありました。
周囲の杉の木や、けや木・ブナなどに負けてしまったのか、5年ほど前から急速に衰えてしまいました。
大風などで太い枝が折れたり、今年は雪の重みで傾いてしまったり。
とうとう、伐採されてしまいました。
残念ながら、勢いよく咲き誇った時代の写真がみあたりません。

今朝ほど持ち主からのお話ですと、アリに食い荒らされた結果だそうです。

春の柔らかな陽が、地蔵さんを照らしています。


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