棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

絵本・最後の段階・・色校

2011-01-22 08:13:49 | 山郷の暮し
絵本「窓辺の象」文・りゅう王丸 絵 岩淵城太郎
何度も校正をしおえ、もーいいや!限がない! と決定原稿が12月末。

印刷会社(松本では大きな会社)のトップはよくよくの知り合いで、できるだけのことはするから時間をくれ、ということだった。
発行日が決まっているわけではないので、バタバタすることもない。
そして、昨日 最後の段階である色校を、でっかい印刷機の前で印刷職人さんたちとする。
といっても大きく色変えするのではなく、作者の思いの微妙な調節だ。
ためし刷りといっても、一枚や二枚ではない。
スイッチONでアッというまに、全紙版が2-30枚。
それを繰り返すとなると・・・
エッ!というほどの量で、それらは全部断裁となる。
正直もったいないなーー、と思うが本を作り上げるということは大変なことだ。
作絵の城太郎君は「なにか申し訳ないなーー」と。
印刷職人さんたちも、こういう仕事はやりがいがあると言ってくれ、ありがたかった。
限られた予算での出版ですが、いい絵本ができると確信しています。
皆様よろしくお願いいたします。
写真はただ今 松本市美術館で開催中の城太郎のミニ個展


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