棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

まつたけ

2015-09-26 16:37:20 | 山郷の暮し
顔見知りのオッチャンが散歩コースの農道で何かをしている。
軽トラックの荷台にはグチャグチャになってしまった松茸が小山になっている。
「すご~~い。いっぺんにこんなに見たのは始めてだ。」と私。

松茸を200本近く採り、その上 イッポンシメジを背負ビクに一杯。

山を下りるのにもヒーヒーで、チョットした油断で松茸イッパイのザックを急斜面で落としてしまった。
挙句はグチャグチャになってしまい、売り物になるのは十数本。
ただし、シメジだけは無事で「日当になるわい」と言っていた。

今年はきのこの当たり年で、今までに1000本近く収穫をしたという。
これからも500本は採れるらしい。

此のおじさんはきちんと記録をとっており、基本的には商売をしていないと語る。
皆にあげるのが楽しいという。
なんとも奇特な方である。

彼の記録帳には「絵描きのイワブチさん」と記された。
夕刻の散歩でなんと「まつたけ」をいただいた。

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