棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

大天才-宮沢賢治

2010-06-04 07:04:54 | 山郷の暮し
昨日は午後に入ると黒雲が湧き上がり、雷さんがときおり大声をあげましたが、雨は降りませんでした。
今朝はすがすがしく山々が近くに見えます。
さていつもの事ですが、大好きな宮沢賢治のことです。
たしか中2のころだったか「まるっきしガキの世界の話ではないか・・・デモ??」と、なんとも解ったようで解らなく、気になって仕方が無かった文学全集が宮沢賢治だった。
それから今日まで何度も何度も読み返し、そのたびに言葉一つ一つの意味の豊かさに「そうだったんだ」と思い、また違った発見や見解を生み出していく。
賢治こそ、日本の文学史のなかで、神から指名された大天才だと思っている。
天才はときおり出現し活躍するが、大天才となるとそれとは違う。
神がその人を必要として、短い生命の変わりに、輝ける凝縮された時を与え、人間社会に使わした。
それは人間の意志ではなく・・・生命学てき必然性ではなく・・・、神の意思によるものだ。其れが宮沢賢治だと思います。

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