棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

バラの湯

2008-06-26 18:47:58 | 山郷の暮し
梅雨の重さで、バラの枝が数本折れてしまった。
花瓶に生けたバラはあまり好きでなく、サテどうしたものかと・・・。

湯気のほのかな香りは、化学製香水風呂の嫌味な香りとはまったく違う。
オッチャンもイケメン青年気分にさせてくれる。
フット、今はなき「薔薇の湯」という、よく行った銭湯を思い出す。

そこは「松本サリン事件の河野さん宅隣」
この銭湯の駐車場から、連中は裁判官宿舎に向けて、毒ガスをまいたのである。
犯人がわかるまで、この町内は警察・報道関係がウジャウジャ。
とても、薔薇の湯でも行くカー。どころではなかった。

ところで「薔薇の湯」は、特にバラの香りがするわけでなく、薔薇の絵が描かれてもいるわけでもなく、ただ、赤色のライトが浴槽にあるだけ。
ヤローたちのケツが、ほんのりと薔薇色に照らされるなんて、シャレにしてもキツイ。
次いでながら、薔薇の花が浮かぶ湯船に、オッチャンがウットリしているなんてー。
優雅・酔狂・狂態・気持ちわるーー。ナンテ言わないでください。


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