棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

昭和の香り漂う社交場

2012-07-05 07:55:56 | 山郷の暮し
使い込まれた籐の脱衣かご、木製のロッカー、手書きの広告版・・・。
のれんをくぐると、昭和の香り漂うレトロな空間が広がる。作家太宰治通ったことでも知られる
甲府市朝日五丁目の喜久乃湯温泉は1916(昭和元)年創業。甲府空襲の戦火をくぐり抜け、83年の歴史を刻んできた。

時の流れとともに利用者は減り、近年は大規模な温泉施設の相次ぐオープンで追い討ちをかける。
「経営は決して楽ではない。でもリラックスできる場所を守りたい」」と経営者の平賀さん。
その願いは「今日もいい湯だったよ」と、顔をほころばせる人々に支えられている。
山梨日日新聞 平成20年8月16日 掲示されていた新聞の一部より


甲府の銭湯は「○○温泉」と名ずけられており、源泉も20度ちかくある鉱泉を加熱している。
元は富士山の伏流水(そう思いたい)は、水質もやわらかく心身がトロリとなってしまう。
熱い湯の好きな私でも、いたるところにある甲府市内の銭湯温泉は気に入っている。
甲府に行ったならば、看板が薄汚れた「△▼温泉」を見つけたら是非、トロリ・デレーー気分に浸ってみよう。
注・・菊の湯は正しくは 喜久乃湯 でした。

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