棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

3-展示会

2015-10-05 10:07:31 | 山郷の暮し
展示作品のスタートは「旅人シリーズ」から始まります。
これらの作品は公開することはあまりなかった。いわば若かりし頃の日記のような心情で描いていたものですが、
今回整理をしてわかってきたのですが、今の私の根本になっていると思います。

作品のほとんどは455-380mm 以下のものですが、写真の「此岸より彼岸」は1981年完成 P100(112-1620mm)です。
中央画壇に属している頃発表の場を得て、それなりの評価をいただいた作品です。
1980年代は海外の旅に明け暮れしていた時代で、精神的にも脱皮を繰り返しているころでした。
確か・・画壇を退会したのもその後だったと思います。

一見単純な構成ですが、作品と観るものとの空間に XYZ の座標軸を作り上げているのです。
「今私は此の座標に在る」ということを表しているのです。

「旅人シリーズ」の最後の作品として位置づけました。 

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本