世界のドキュメント・・・偽物 11-14

今朝はマイナス2-3度と一番の冷え込みですが、雲一点となく冬山になってしまったアルプスがよく見えます。
写真は2010年12月17日に撮ったものですが、今日がこのように見えています。早い冬です。

良くないことと承知をしながらも、便利や安かったりするから利用する。
否定と肯定が同居する心理を、二重構造と称するらしい。
私たちのこの心理が、偽物がでまわり、いつのまに社会構造になっている。
偽物と承知をして売り、それを買う。

今は偽物も出来がよくなり、ブランド品として売られる詐欺的商売になっていることはご承知のこと。
韓国へ偽物ブランドを買うツアーがあったりした。

私たちの身の回り品ばかりでなく、なんと航空産業にまで偽物部品が入り込んでいるという。
アメリカでの報告で、軍用機や軍需品に生産地不明な部品が見つかっている。
その原因の一つに、予算節減でより安い部品調達があるらしい。
ヒコーキばかりではない。
車のブレーキ・パットという重要な部品があるが、オガ屑を混ぜ込んだ形だけのしろもので、
これは命取りになりかねない。

命に関わるとなると、低開発国で路上で売られたりしている医薬品は毒物に等しいものもあり、
年々その被害者が増大しているという。
世界の偽物の多くが中国らしく、この国民は偽物を作ることにたいして罪悪感はないばかりか、
文化ともいえる歴史をもっているという。

ネット社会でこれらの偽物摘発は困難を極めている。
安いからと買うと、とどいた品物が形だけのデタラメ品だったりしたことは、経験があるのではないでしょうか。
それでも、つい安いからとダメモトで買ってしまう。
偽物マーケットは超巨大構造らしい。

私もゴミのよな代物をネットで買ってしまっています。