棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

天災・人災・人間ドラマ・3-11 東日本大震災を描く

2012-03-11 08:19:51 | 山郷の暮し
3-11
昨年のあの日は春の暖かさに誘われて、いつものコースを伸ばし、福寿草の群生地まで行った。
三時すぎに帰宅すれば、つけっぱなしのラジオがやけに騒がしい。
大地震だと言っているが、散歩中には全く感じなかった。
TV をつければ[この世の地獄だ]と、あのすざましい光景に全身が固まってしまった。
正直、想像を絶する光景に「絵にしたい!!」という思いが湧き上がったが、直ちに筆が持てるわけがない。
迷い、葛藤しながら構想を練り、制作意図を固め、大画面のキャンバス(8.3X1.6m)対峙したのが昨年12月。
ひたすら描き通し、ようやく筆を収めんと思っている。
今日は被災地の人々・亡くなられた方々・絵の中に描き込んだ人々を思い、一人「開眼法要」をします。
合掌

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本