棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

小正月

2012-01-16 08:36:53 | 山郷の暮し
以前は昨日(15日)は成人の日であり、小正月として旧来の様々な伝統行事がありました。
中でも門松・正月飾りなどを燃やす「どんど焼き」があり、松本地方では「三九郎」とよばれています。
その起源は様々な説がありますが、むかし三九郎さんがナニカをしたらしい(いま思い出せません)。
この三九郎は「道祖神祝い・厄落とし」などと複合し、素晴らしい子供たちへの伝統行事です。
その記事を投稿しようと思いましたが、いまは15日ではなく、暦の成人の日になってしまったようで、すでに終わっていました。。
それでもと、旧い地区を訪ねようやくみつけました。
三九郎の周りには子供どころか人間っけがなく、サビシーーーイきがしました。
また、以前は祭壇などがひつらえ祝っていた道祖神も、人気もなく寂しくなってしまいました。
他者が、懐かしがって「残念だ・ざんねんだ」というのは簡単ですか、現代的ハウスが建つ地域の人にとっては「めんどうだ」といっても、いかしかたがないのでしょう。
蛇足ながら、小生も理由はともかく、地域の行事にはいっさい参加をしていません。
 三九郎 幕末期の道祖神

ryusun

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