棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

100歳の少年と12通の手紙

2011-04-04 08:31:56 | 山郷の暮し
すばらしい本をみつけました。
びっしりと詰まった大小の童話本のなかから「オヤーー」と手にし、パラパラと目を通して「こりやーいい」と感じた本にであったときはうれしい。
「100歳の少年と12通の手紙」エリック・エマニエル・シュミット 阪田由美子訳
A-5版の小冊子は、まさに他の派手な背表紙に埋没してしまう地味なもの。手にしたくなったのは、題名だろうかーーー。
見つけたーーという感じでした。
フランス人の作者は、劇作家・脚本家として当代人気作家のようです。
余命わずかな少年と病院ボランティアの交流を描いた物語で、映画化されたというヒット作品。
私が知らなかっただけで、世界40カ国で翻訳されているものです。
物語のあらすじは書きません。ぜひお読みすることを進めます。
一時間で読めますが、もういちど、もう一度と読んでしまいます。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本