シャッター通り

シャッターが続く商店街
相変わらず残暑は厳しいですが、朝夕は涼しくなりました。
今朝、花を生けようとしましたが、向日葵もダリヤも江戸菊も、夏の花は最盛期を過ぎてしまいました。
昨日に続き、山の町・大町の話です。
商店街裏通りは飲み屋街。昼日向から地元のオッチャンが安焼酎を飲んでいる食堂があった。
そおいう店には特別鼻の聞く私は、40年前から、肉うどんを肴にのんだものだった。
その店はTVがNHKしか映らず、オヤジ曰く「俺はくだらねー民放なんかミネーー。生涯勉強だ」
と、のたまわった姿がはっきりと思い出した。(それってナンなのでしょうねー)
もちろん其の店もなく、飲み屋街も遠い過去の物語になっていた。

と、予測で書いておきましたが、そんなことはナカッタ!!!
洒落た木造駅舎は冷房がきき、一流ブランド登山具に身を包んだ中高齢者が、立ち食い蕎麦店に並んでいる。
大通り商店街は寂しかったが、見知った食堂は在るし、飲み屋街も真夏の陽射しの下で、けぱけばしく輝いていた。
懐かしき食事に入ったが、肉うどんを肴に一杯はさすがにしなかったが、以前だったら気にもせずに飲みました。
オヤジさんは亡くなり、息子が店を引き継いでいた。
「町なんか変わりようがネーセ。常連客でなんとかやってるワイ。まーみんな年金族で、オレン所みたいなのが気楽でいいズラ・・。」
次回は飲もう。

大通りに点々とある無人図書館